経営戦略室 のすべての投稿

これまでになかった新しい体験を発見する地図SNSアプリ 「Flipmap(フリップマップ)」を正式リリース

2018年6月13日

 

Slackのインターフェースデザインで有名なバンクーバーのMetalab社と日本初の共同開発

 

flopmaptop20180613

インターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードは、地図と写真の組み合わせによって、まだ行ったことがない『場所』や『イベント』の情報を発見できる地図SNSアプリ「Flipmap(フリップマップ)」を世界的なプロダクトデザイン企業であるMetalab社と共同開発し、6月13日に正式リリースいたしました。

 

アプリダウンロードのURL(iOS)
https://itunes.apple.com/jp/app/flipmap/id1364023375

■ Flipmap(フリップマップ)とは?
Flipmapは、今いる場所から足を運べる範囲で「これから起きるイベント」、「今すぐできること」、「行ってみたい場所」などを地図と写真から簡単に探せる地図SNSアプリです。

アプリ内の地図上に表示される写真から、実は身近にあったのに「まだ知らなかった」場所やイベントとの新しい出会いのチャンスを広げるお手伝いをします。また、写真で自分を表現し、SNSへの写真投稿が好きな方向けに、あなたの写真でよりたくさんの人を感動させられる場を提供します。普段はSNSに投稿しない方でも、なんとなく気になる場所やイベントを見つけたら、「いつか行ってみよう」とフォルダに整理して保存しておくこともできます。

■Flipmapでできること
・地図をくまなく探索すれば、世界中の面白いコンテンツを楽しむこともできます。
・プロフィールに表示したい写真のきせかえや動画の投稿/再生も快適にできます。
・お友だちに直接、写真/動画/メッセージを送信することもできます。
・Explorerタブでは、好みに応じたオススメ写真や世界中の新しい写真、動画をチェックしたり、フォローすべきアカウントを見つけることができます。
・フォローしているアカウントの写真や動画は、Explorer上で優先的に表示されます。

■ Flipmap(フリップマップ)の3つの特長
1. Slackで有名なMetalab社デザインによる使いやすいユーザーインターフェース!
Slack(※)、Google、Facebook、Coinbase、TEDなど革新的なプロダクトのインターフェースデザインに携わってきたバンクーバーのMetalab Design Ltd.と、日本企業として初めて共同開発をおこない、シンプルで美しく使いやすいユーザーインターフェースを実現しました。

※Slackは世界中で600万人(2017年9月時点)ものユーザーが利用するビジネスチャットツールです

2. Instagramのインフルエンサーやプロの写真家と共同開発!

map

いつも見慣れている地図を、見ていてもっとおもしろく有意義なものにするためには、「質の高い写真コンテンツを取り込むこと」が最重要であると考え、プロダクトチームはFlipmapの初期ユーザーとして、Instagramのインフルエンサーやプロの写真家に注目しました。「ユーザーがほしいと思っているものを作る」という思想のもと、たくさんのユーザーインタビューとユーザーテストを重ね、見る側だけでなく投稿する側にとっても快適に使ってもらえるサービスに仕上げました。Flipmap上に投稿すればするほど、他のSNSでの活動も支援できるようなプロダクトになっています。

3. 友だちと一緒に使って楽しい機能が満載!
Flipmapには、グループ編集ができるアルバム共有機能がついています。非公開設定も可能で、一緒に訪れた場所の地図に写真をはめ込みながら、より臨場感を持って思い出の共有をすることもできます。

■Flipmapが実現したこと
これまで、「この辺に美味しいカレーのお店ないかな」「この近くで美味しいランチ食べたい」という時、SNSアプリでシェアされている情報をもとにブラウザアプリで検索し、最終的に地図アプリを頼りに目的地を訪れるといった、複数のアプリを経由することが一般的でした。Flipmapでは、そのすべてをたった一つのアプリで解決できるようにしたことが最大の特徴です。
さらに、行ってみたい場所や気になる場所を簡単に整理して保存することができ、自分の投稿が他の誰かの体験につながった時には、きちんと賞賛してもらえるような仕組みを来月以降追加していく予定です。

 

03

■ Flipmapを開発した背景
 

contest

前述のとおり、綿密なユーザーヒアリングを繰り返した結果、Instagram上でインフルエンサーと呼ばれる「魅力的なコンテンツ制作力や発信力を持つ人」にも、以下のような「やりたいこと」とそれを実現するための課題があることがわかりました。さらに閲覧する側にも楽しんでもらいながら、インフルエンサー達の抱える課題を解決するための手助けになることを目的に本プロダクトを開発しました。
 

インフルエンサーの「やりたいこと」
・定期的にフリマや個展を開いて、集客したい(自分のフォロワーの枠を超えて)
・有意義な時間を過ごしてお金を稼ぎたい
・写真を上手に撮ってほしい人を探したい(主に、写真家の方)
・自分の活動を応援してくれる人を探したい
・自分と趣味が似た人と出会いたい

■ こんな方にオススメ
・17歳以上でInstagram等の写真共有SNSを頻繁に活用している方
・写真撮影やその共有が好きな方、写真の撮影が得意な方
・地図を読むのが苦手な方
・近くにあるのに気づいていない素敵なお店やイベントをお手軽に見つけたい方
・気になる場所や写真を、自分好みのカテゴリ分けをして整理・保存しておきたい方
・自分のリアルな体験をより多くの人に臨場感を持って共有したい方

■ 今後の展開、イベントについて

今後「写真を通して表現していきたいクリエイター」を支援する機能を付加する予定です。また、さまざまなインフルエンサーや写真家の方と共同でイベント(関東圏を中心)を展開してまいります。イベントの様子は、アプリ内の周辺イベント検索で閲覧できるようになります。本アプリを通して、他の写真共有SNS等で活躍するインフルエンサーや写真家などに対しても有益な支援をおこなってまいります。

■ 対象エリア(※順次拡大中)
東京23区の主要私鉄沿線、大阪、名古屋、福岡、仙台等の大都市
 


アプリダウンロードのURL
https://itunes.apple.com/jp/app/flipmap/id1364023375

logo

■ アプリ概要
◎iOS版
OS:iOS9.0以降の各種iPhone
◎Android版(6月末リリース予定)
OS:Android5.0以降、主要Android端末

 

【6/27 東京】YUIDEA × FullSpeed 共催セミナー ~ターゲットペルソナの気持ちが動く!!!~ カタログでもチラシでもECでもインスタでもビジュアルコンテンツが大活躍 知りたくなる&欲しくなる!! 【商品&イメージビジュアルの撮り方/並べ方/拡散方法】

株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一、以下「当社」)は、株式会社YUIDEA(本社:東京都文京区、代表取締役社長:宮崎美紀)と共催で、「~ターゲットペルソナの気持ちが動く!!!~ カタログでもチラシでもECでもインスタでもビジュアルコンテンツが大活躍 ビジュアルコンテンツ【商品&イメージビジュアル】の撮り方/並べ方/拡散方法」と題した無料セミナーを2018年6月27日(水)に開催いたします。

 

youdia_fullspeed_20180627

左:株式会社YUIDEA 鬼木 雄介氏  右:株式会社株式会社フルスピード 角田 琢巳

 

【セミナー概要】

ECサイト、カタログ、チラシ…。

SNS 、Instagramは、その機能拡大とともに企業側でのマーケティング活用が活発化しており、ビジュアルコンテンツへの期待はますます高まっています。

ビジュアルコンテンツを活かしたマーケティング施策のノウハウをあらためておさらいしませんか。豊富な事例をもつ「撮影ディレクター」、SNSの「中の人」経験も豊富な「コンテンツマーケティングプランナー」が登壇し、セミナー翌日からでも実践可能な改善のヒントをお持ち帰りいただきます。

 

【こんな方におすすめです!】

  • ■実はFacebookとInstagramで同じ写真を使い回している、という方
  • ■商品撮影がイメージ通りに仕上がってこなくてお困りの方
  • ■商品のよさをひきだせていないイメージ写真ばかり…、とお悩みの方
  • ■撮影コスト圧縮への圧力と、イメージ写真の質向上という二律背反な状況にお悩みの方
  • ■MD(マーチャンダイザー)として感じている商品の魅力をECサイトやカタログのビジュアルでも表現できたらいいのに、とお感じの方
  • ■マーケターとしてビジュアルコンテンツの可能性を探りたい方
  • ■Instagramが解禁したばかりの”ショッピング機能(投稿画像からのECサイトへのリンクが簡単にできる)”を利用予定の方

 

【セミナー詳細】

 

 

日程

 

 

2018年6月27日(水)15:30 ~ 17:30 (受付15:15~)

 

参加費

 

無料

 

会場

 

株式会社フルスピード本社 会議室

アクセス:東京都渋谷区円山町3-6  E・スペースタワー8F

・JR渋谷駅(渋谷マークシティを抜けて徒歩 2 分)、

・京王井の頭線神泉駅(徒歩 4 分)

マップ: http://www.fullspeed.co.jp/about/map.html

 

定員

 

30名程度 [事前申し込み制]

※既定数に達し次第、受付を終了いたします。

※同一企業様の参加人数は2名様までとさせていただきます。

 

主催

 

株式会社YUIDEA/株式会社フルスピード

 


 

お申込みページ

https://contents-mk.fs-site.net/seminar/20180627

 

【プログラム】

15:30 ご挨拶・プログラム説明

15:35~16:20 〈第1部〉

残念ビジュアルの原因は写真以外にあった!?

“伝え方”と“見せ方”で決まるビジュアル作りと効果

【講師】株式会社YUIDEA ダイレクトマーケティング部 鬼木 雄介

 

16:20~17:20 〈第2部〉

購買意欲が高まる!?まだ間に合うInstagram活用マーケティング

【講師】株式会社フルスピード エンゲージメントマーケティング事業部 プランニング部

角田琢巳氏

17:20~ 質疑応答、個別相談会

 

【講師紹介】

鬼木 雄介
株式会社YUIDEA ダイレクトマーケティング部
広告代理店で法人営業、出版社で全国約30万部を発行するフリーペーパーの副編集長を勤め、YUIDEAに入社。
現在は、食品・食材を販売・宅配する大手企業のカタログ制作やチラシ制作をインハウス型で支援。
また、撮影ディレクターとして、年間約3000カットの食品撮影に立ち会っている。
認定心理士、フードアナリスト、東京シティガイドを取得。

 

角田琢巳
株式会社フルスピード エンゲージマネジメント事業部 プランニング部
入社以降、SNSのアカウント支援を中心としたコンテンツマーケティング商材のプランナーとして従事。
IT企業やリサーチ会社などのBtoB向け企業のコンテンツマーケティング支援に加え、大手旅行代理店や大手教育機関、大手インフラ企業、地方観光組合などのBtoC向け企業の支援も多数経験。
プランナーとして活躍する傍ら、Twitter,InstagramなどのSNSの「中の人」を行う。

フルスピード主催、中国主要メディア3社(百度、WeChat、Weibo)座談会の第3弾を公開

2018年6月5日

 

~百度、WeChat、Weibo担当者に聞く、これからの訪日インバウンド戦略 Vol.3~

 

top03

 

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、訪日インバウンドに活用されている中国の主要メディア「百度(バイドゥ・Baidu)」「微博(ウェイボー・Weibo)」「微信(ウィーチャット・WeChat)」それぞれの担当者から、現状の訪日インバウンドの状況や、ユーザー動向、各メディアの戦略などを座談会形式でインタビューし、最終回となる第3弾を公開しました。本編は以下のURLよりご覧ください。


https://chai-memo.com/2018/06/05/interview-3/

 

第一弾はこちら

https://chai-memo.com/2018/05/11/interview/

 

第二弾はこちら

https://chai-memo.com/2018/05/25/interview-2/

 

スピーカー
・バイドゥ株式会社 国際事業本部 検索事業部 中国ビジネスコンサルタント マネージャー 國井 雅史 様
・新浪日本微博株式会社 取締役副社長 松尾 昇 様
・Tencent Japan Business Development Dept. Manager 中島 治也 様
・株式会社フルスピード 訪日ビジネス開発部 部長 三島 悠輔

 

インタビューサマリー
・日本とは大きく異なる中国ネット市場。主要メディア3社の注力サービスは。

中国主要メディア3社それぞれが今注力している領域やサービスを知ることで、中国をターゲットにしたインバウンドマーケティング成功のヒントが見えてきます。しかしGoogle、Facebookなど世界的な主要プラットフォームの利用が禁止されているなど、従来のやり方が通用しないのが中国市場です。刻一刻と変化する中国の状況をキャッチして柔軟に取り入れていくことが何よりも大切だと各社担当者が口を揃えます。具体的な中国インバウンドプロモーション事例や、施策実施前に確認するべき注意点などをお話いただきました。

 

・広告費全体の75%がインターネット広告!中国進出にはマーケット理解が必須。

「グローバル展開」は成功しているのに「中国」だけなぜかうまくいかない、という企業が増えているのだそうです。うまくいかない理由は「中国マーケットの理解不足」。では、中国マーケットの状況や市場規模を理解して、これからの中国で成功するインバウンドプロモーションを実施するには一体どうすればよいのでしょうか。白熱した座談会の最後に、読者の皆さんに伝えたいメッセージとアドバイスをそれぞれにお聞きしました。

 

本編はこちら

https://chai-memo.com/2018/06/05/interview-3/

【セミナー】広告の成果を最大化する「デジタルコミュニケーション」のシナリオ設計

アドテクノロジー事業を行う株式会社クライドは、2018年6月12日(火)に株式会社エムエム総研と共催する無料セミナーを開催します。

 

■セミナー概要
インターネットの普及はユーザーの意思決定のために自ら情報収集することを容易にしました。これは、BtoCマーケティングのみならずBtoBマーケティングシーンにおいても、最適なデジタルコミュニケーションを考えることが欠かせなくなったことを意味します。昨今、BtoBマーケティングの手法もコンテンツマーケティングやマーケティングオートメーションツールなど多岐にわたるうえ、次第にその手法は増えて複雑化しています。一方で、新たにを導入したものの、リードに対してどのようにコミュニケーションを設計すればいいのかわからないという声を耳にします。本セミナーではBtoBマーケティングの最適なコミュニケーション戦略や顧客拡大のための手法などを事例を交えつつお伝えします。

 

■こんな方におすすめ
・BtoBのデジタル広告手法を知りたい
・デジタル広告を実施しているものの、効果が感じられない
・BtoBマーケティングの手法を知りたい
・BtoBマーケティングを担当しているものの、なんとなく手詰まりを感じている
 

日時

 

2018年 6月12日(火) 10:00~12:00(受付 9:30~)

 

場所

 

株式会社フルスピード セミナールーム

東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8F MAP

 

定員

 

30名

 

参加費用

 

無料

 

対象

 

BtoB企業の経営者 / 営業責任者 / マーケティング担当者

 

注意事項

 

・同業他社の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合もございます。

・講演内容は一部変更になる場合がございます。

 

参加申込み

 

https://www.mmsouken.co.jp/news/seminar_180612/

※エムエム総研様のページに移動します

 

 

株式会社クライド会社概要 

会社名    :株式会社クライド

代表者    :代表取締役社長 友松功一

設立   :2017年5月31日

所在地    :東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8階

資本金    :10百万円 (2018年5月現在)

事業内容    :アドテクノロジー事業、スマートフォン向け動画アドネットワーク事業、広告代理店事業、メディア開発事業

URL        :https://www.craid-inc.com/

 

フルスピード主催、中国主要メディア3社(百度、WeChat、Weibo)座談会の第2弾を公開

2018年5月25日

 

~百度、WeChat、Weibo担当者に聞く、これからの訪日インバウンド戦略 Vol.2~

 

top02

 

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、訪日インバウンドに活用されている中国の主要メディア「百度(バイドゥ・Baidu)」「微博(ウェイボー・Weibo)」「微信(ウィーチャット・WeChat)」それぞれの担当者から、現状の訪日インバウンドの状況や、ユーザー動向、各メディアの戦略などを座談会形式でインタビューし、その第2弾を公開しました。本編は以下のURLよりご覧ください。


https://chai-memo.com/2018/05/25/interview-2/

 

第一弾はこちら

https://chai-memo.com/2018/05/11/interview/

 

スピーカー
・バイドゥ株式会社 国際事業本部 検索事業部 中国ビジネスコンサルタント マネージャー 國井 雅史 様
・新浪日本微博株式会社 取締役副社長 松尾 昇 様
・Tencent Japan Business Development Dept. Manager 中島 治也 様
・株式会社フルスピード 訪日ビジネス開発部 部長 三島 悠輔

 

インタビューサマリー
・インバウンド担当者が解き明かす「爆買い」の実態。

訪日中国人旅行者の消費動向は「モノ」から「コト」へと移り変わりつつあり、「爆買い」ブームが終わったというメディアの報道は訪日インバウンド市場に陰りが訪れたかのように思わせるものがありました。しかし、訪日旅行者の旅行中の平均消費額が減少する傾向はなく、むしろいまだ増加傾向にあります。あの時言われていた「爆買いの終焉」とは一体なんだったのでしょうか?インバウンド担当者が思う「爆買い」の正体と、変化の実態を語っていただきました。

 

・変化に応じて進化する中国主要メディア、その対応とは。

市場の成熟、顧客の進化、技術の発展…中国市場は今、変化の激しい状況にあります。中国主要メディア各社も変化に応じた様々な進化を続けています。ここでは、各社が現在注力している領域や新しく開発・挑戦する最新技術を用いたマーケティングについての動向をお聞きしました。

 

本編はこちら

https://chai-memo.com/2018/05/25/interview-2/

株式会社カームボールドが「株式会社クライド」に社名変更

2018年5月21日

 

フルスピードグループのBtoBマーケティングに特化したアドテクノロジー事業を集約

 

株式会社フルスピードの連結子会社である株式会社カームボールドは、2018年4月28日をもってDSPを中心としたアドテクノロジー事業を継承するとともに、社名を「株式会社クライド」に変更することを決定しました。

 

新社名とコーポレートロゴ

新社名:株式会社クライド(英文名:CRAID Inc.)

01_CRAID_logo_BP

 

事業継承と社名変更の理由

フルスピードグループの業績拡大を牽引するアドテクノロジー事業のなかで、BtoBマーケティングに特化したDSP事業を会社分割により継承することで、競争力の高いテクノロジープロダクトを集約しました。この事業継承は当社グループ全体の企業価値の向上を目的としており、さらなる競争力の飛躍と売上の拡大につながるものと考えています。これまで培ってきたBtoBマーケティングのナレッジ強化に加え、有力企業との事業提携の実現や意思決定における機動力を高め、より効率的な事業推進を加速させることが可能になります。

 

新社名である「株式会社クライド(CRAID Inc.)」は、顧客の価値創造と革新的なソリューション提供に努めることを意図した「Creativity(創造性)」「Identity(独自性)」の意味を込めて制定しました。「独創するテクノロジーカンパニー」として、BtoB企業を中心とした顧客への本質的な価値創出を追求してまいります。

 

0521_press_craid01

 

事業概要

・ADMATRIX事業

ポテンシャルの高いターゲティングを実現する広告配信プラットフォーム「ADMATRIX DSP」を開発・展開しています。国内初となる動的IPアドレスの特許技術(特許出願中)などの独自技術を強みとして、国内のBtoB向け企業の広告パフォーマンスを最大化します。

プロダクトサイト:https://www.admatrix.jp/dsp/

 

・PolymorphicAds事業

スマートフォン向け動画SSP「PolymorphicAds」を開発・展開しています。優れた操作性と豊富な配信メニューにより、メディア運営者様の収益を効率的に最大化します。

プロダクトサイト:https://www.polymorphicads.jp/

 

会社概要

会社名    :株式会社クライド

設立        :2017年5月31日

代表者    :代表取締役社長 友松功一

所在地    :東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8階

資本金    :10百万円 (2017年5月末現在)

事業内容    :アドテクノロジー事業

URL        :https://www.craid-inc.com

アイティメディア社と「ADMATRIX DSP」がターゲティング広告の協業を開始

2018年5月15日

 

 

~高精度なBtoBターゲティングとABMの実現をサポート~

 

アドテクノロジーの開発およびインターネットマーケティング事業を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:友松功一) は、アイティメディア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大槻利樹)との間で、当社が開発する広告配信プラットフォーム「ADMATRIX DSP」におけるBtoBを対象としたオフィスターゲティング(企業ターゲティング)の精度向上と、企業のABM(アカウントベースドマーケティング)のサポートを目的とした協業を開始します。

 

20180515_dsp_ITmedia_05

 

アイティメディア社は、テクノロジー分野で国内最大級のオンラインメディア群を通して、デジタルマーケティングの基礎燃料とも言えるリードジェン(リードジェネレーション)サービスを提供しています。導入意向を持ったユーザーを数多く集め、その情報をデジタルな形で集積することができるオンラインメディアが提供するデータは価値が高く、ディスプレイ広告配信プラットフォームと連携させることで、ABMをはじめ効率的なマーケティングの実現につながります。

 

「ADMATRIX DSP」は動的IPアドレスの特定技術(特許出願中)を国内で初めて開発するなど、独自視点のターゲティング技術を武器としたディスプレイ広告配信プラットフォームで、国内最大級の月間2,000億インプレッションの広告配信在庫を保有しています。「ADMATRIX DSP」が従来から提供しているBtoBマーケティングに有効なオフィスターゲティング配信に、アイティメディア社のオンラインメディアが保有する良質なユーザーデータを組み合わせることで、企業の広告パフォーマンスを最大化します。引き続き、国内のBtoB向け広告需要に特化したサービス提供を推し進める予定です。


 

アイティメディアについて

テクノロジー関連分野を中心とした情報やサービスを提供する、インターネット専業のメディア企業。月間約2,500万ユニークブラウザで利用されています。IT総合情報ポータル「ITmedia( http://www.itmedia.co.jp/ )」、企業向けIT製品の総合サイト「キーマンズネット( http://www.keyman.or.jp/ )」、ITエキスパートのための問題解決メディア「@IT(アットマーク・アイティ、 http://www.atmarkit.co.jp/ )」をはじめ、ターゲット別に数多くのウェブサイトを運営。ITとその隣接領域を中心に、各分野の専門的なコンテンツをいち早く提供します。

 

ADMATRIX DSPについて

膨大なクラウドコンピューティングパワーとビッグデータ解析技術を活用し、リアルタイムにユーザー属性を判別して適切な広告を表示するシステムです。動的IPアドレスの特定技術(特許出願中)を国内で初めて開発するなど、独自視点の技術を強みとしています。オフィス(業種・企業指定)配信や天気情報配信などポテンシャルの高いターゲティングにより、国内のBtoB向け企業の広告パフォーマンスを最大化します。

 

https://www.admatrix.jp/dsp/

 

会社概要

会社名    :アイティメディア株式会社

設立        :1999年12月

資本金    :16億99百万円(2018年3月末日現在)

代表者    :代表取締役社長 大槻利樹

従業員数    :211名(連結:2018年3月末日現在)

事業内容    :インターネット・メディア事業

所在地    :東京都千代田区紀尾井町3-12

URL        : http://corp.itmedia.co.jp/

 

 

フルスピード主催、中国主要メディア3社(百度、WeChat、Weibo)座談会を実施

2017年5月11日

 

 

~百度、WeChat、Weibo担当者に聞く、これからの訪日インバウンド戦略 Vol.1~

 

top01

 

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、訪日インバウンドに活用されている中国の主要メディア「百度(バイドゥ・Baidu)」「微博(ウェイボー・Weibo)」「微信(ウィーチャット・WeChat)」それぞれの担当者から、現状の訪日インバウンドの状況や、ユーザー動向、各メディアの戦略などを座談会形式でインタビューし、その第1弾を公開しました。これらの中国主要メディア3社が一同に集まり意見交換する事は国内初の試みです。

 

本編は以下のURLよりご覧ください

中国最新情報をお届けする情報メディアChaimemo(チャイメモ)

https://chai-memo.com/2018/05/11/interview/

 

スピーカー
・バイドゥ株式会社 国際事業本部 検索事業部 中国ビジネスコンサルタント マネージャー 國井 雅史 様
・新浪日本微博株式会社 取締役副社長 松尾 昇 様
・Tencent Japan Business Development Dept. Manager 中島 治也 様
・株式会社フルスピード 訪日ビジネス開発部 部長 三島 悠輔

インタビューサマリー
・『インバウンド・マーケティング』から『クロスボーダー・マーケティング』へ
2015年春節にはじまった「爆買い」ブームでは、中国向けのインバウンドマーケティングに注目が集まり、各社は情報収集に奔走、手探りでプロモーションを試みる状況がしばらく続きました。それから3年、現在はインバウンド市場の成熟を感じる段階へと移り変わっています。
そこで、中国を代表する各主要メディアへの広告出稿状況やプロモーション手法に、現在どのような変化が起こり、今後どのように変遷していくのかをうかがいました。

・ブランディング・販促の切り分け!失敗しないためのマーケティング設計
「インバウンドマーケティング」と聞いてイメージするのは広告やクーポンを活用した来店促進のプロモーションと答える方も多いのではないでしょうか。しかし来店客数をKPIとするプロモーションは、広告主側・メディア側双方が苦労する結果になることが多いといいます。さまざまなインバウンドプロモーションを担当してきた各社だからこそ語ることのできる実例を交えながら、失敗しないインバウンドマーケティング設計のポイントをお話いただきました。

 

本編は以下のURLよりご覧ください

中国最新情報をお届けする情報メディアChaimemo(チャイメモ)

https://chai-memo.com/2018/05/11/interview/

 

 

Webマーケティング担当者の50.4%が、社内に顧客獲得施策の方法や内容について 「相談できる人がいない」。担当者が抱える悩みの解決策は「代理店に相談」「人的リソースの増加」「経験を積む」など。

2018年5月10日

 

~BtoB企業のマーケティング担当者に聞いたデジタルマーケティングの活用実態 Vol.3~

 

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、BtoB向けの顧客獲得施策を行っている企業の広告・マーケティング・広報・企画の担当者を対象にアンケートを実施しました。

 

アンケートの目的

Webマーケティング担当者の果たすべき役割・機能が増え、求められるレベルも高まっています。そのため現状のままでは対応しきれないと、課題感を募らせるマーケティング部門が増えています。
多くの企業が抱えている課題とその対応状況について、全国のBtoB企業で顧客獲得施策を取りあつかう広告担当者、マーケティング担当者、広報担当者、企画担当者の実情を調査・分析しました。悩みを抱える担当者たちの問題解決のヒントとなるようなアンケートの結果をご報告します。

なお、当調査結果は2018年4月5日・24日にそれぞれ公開したWebマーケティングに関する調査レポートの続編です。
 

アンケート結果のレポートは以下のURLよりご覧ください。

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2018/05/fullspeed_report03_20180510.pdf

 

調査概要

調査日時:2018年3月9日

有効回答数:442名

調査対象:全国のBtoB向け顧客獲得施策を実施している広告・マーケティング・広報・企画の担当者

調査方法:Webアンケート

 

調査サマリー

・Webを活用した顧客獲得施策を実施する際足りないもの「上司・経営者の理解」、「人材(リソース)」、「自身の専門知識」、「予算」など。

・50.4%が社内にWebを活用した顧客獲得施策の方法や内容について「相談できる人がいない」。

・Webを活用した顧客獲得施策に関する悩みとして「人的リソース不足」、「社内の理解不足」、「データ、ノウハウ不足」などより具体的な悩みが集まる。

・その悩みの解決策は「代理店に相談」、「人的リソースの増加」「経験を積む」など、「解決策がない」「有効な手立てがない」との回答も。

・60.9%がWebマーケティング施策を代理店などにアウトソース。利用者と非利用者で施策の満足度に約2倍の差。

 

質問内容

Q.1 あなたの会社の業界を教えてください。
Q.2 あなたの担当している事業がインターネットを活用した顧客獲得施策を実施する際に「足りない」と感じるものはなんですか。
Q.3 あなたの会社にはインターネットを活用した顧客獲得施策の方法や内容について詳しく相談できる人はいますか。
Q.4 あなたの担当している事業のインターネットを活用した顧客獲得施策に関する悩みを答えられる範囲で詳しく教えてください。
Q.5 前問Q.4でお答えいただいた悩みをどのような方法で解決しようと考えていますか。

Q.6インターネットを活用した広告・宣伝・販売促進を広告代理店などにアウトソース(一部含む)していますか。

 

今回の調査における回答企業の業種は以下の表の通りです。

 

20180510_fullspeed_q01


 

Webを活用した顧客獲得施策を実施する際足りないもの「上司・経営者の理解」、「人材(リソース)」、「自身の専門知識」、「予算」など。

 

20180510_fullspeed_q2

 

Web担当者が顧客獲得施策を実施する際に「足りない」と感じるものを質問した結果、前号の調査(※)でもトピックスになった「上司・経営者の理解」を挙げる回答が上位だった。以下、人材(リソース)(31.9%)や自身の専門知識(29.0%)、予算(26.9%)、同僚・他部署の理解(22.9%)の順に回答が続いた。

人的リソースや予算など外的要因の悩みと自身の専門知識などの内的要因もそれぞれ「足りないもの」として多くの担当者が挙げており、いずれも3割前後の回答があった。

 

(※)2018年4月24日公開 Webマーケティングに関するアンケート Vol.2

http://www.fullspeed.co.jp/press/3305/#20180424_q3

 

50.4%が社内にWebを活用した顧客獲得施策の方法や内容について「相談できる人がいない」

 

20180510_fullspeed_q3

 

Webを活用した顧客獲得施策の方法や内容について、詳しく相談できる人が全くいない(9.7%)、あまりいない(40.7%)を合わせた「相談できる人がいない」という回答は50.4%で、全体の半数を超えた。

一方、相談できる人がいる(31.2%)、具体的なアドバイスをもらっている(10.6%)を合わせた「相談できる人がいる」という回答は41.8%だった。4割以上は社内でWebマーケティングに関する相談をしたり、アドバイスを受ける体制があることがわかった。

 

Webを活用した顧客獲得施策に関する悩みとして「社内の理解不足」、「データ、ノウハウ不足」などより具体的な悩みが集まる。

Q.4の主な回答は以下の通り

 

・予算がない、足りない、少ない・コストがかかる。

・人手が足りない、細かな反応に対応する人的リソースがない。

・ 効果的な方程式のようなものがあれば良いが、各種効果要素が多数存在すると思うので一朝一夕とは行かないこと。

・他部門との連携ができていない。

・経営層の理解が進まない。

・インターネット広告の効果が見えにくく、社内での理解を得られないことが多い。

・インターネットを活用している世代とそうでない世代が混在していて、施策の全てをインターネット対応に切り替えられないこと。

・サービスの特性上、ターゲット層がかなり絞られるため、どう的確にリーチするか。

・顧客データ不足のため、ターゲティングができていない。

・正しいターゲットに届いているか不安

・どのようにやったら効率的なのかわからない。

・目標としている数値(成果)になかなか達しない。

・顧客獲得の窓口としているサイトが使いづらい。

・効果的なコンテンツが作れず、会員制サイトの登録者数が伸びない。

・社名をまず知ってもらわないと、信用してもらえないこと。

・認知度が低いことが理由でサービスに興味を持ってもらえない。

・施策の効果を実感できない。

・アドバイザー(代理店)がいるので悩みはない。

 

自由記述式で回答を求めたところ、Web担当者が日々の仕事の中で抱えている具体的な悩みや問題をより明らかにすることができた。Q.2でも取り上げた、予算・人的リソース・知識、ノウハウなどの「足りないもの」についての回答は、やはりここでも多数集まった。なかでも人的リソースについての回答は特に多く、どの担当者もWebマーケティング施策を担当する人員の少なさと期待される効果のギャップに頭をかかえているようだ。また、経営者・上司の理解不足だけではなく、他部署や同僚との連携に悩んでいるといった、社内の課題についての回答も散見された。

 

その悩みの解決策は「代理店に相談」、「人的リソースの増加」「経験を積む」など、「解決策がない」「有効な手立てがない」との回答も

Q.5の主な回答結果は以下の通り

 

・有効な手だてがない。

・現時点では解決策を思いつかない。

・解決できるような問題ではないと思う。

・自分ではどうすることもできない。

・上司が代わるまで待つ。

・専門知識のある人材の採用。

・根本から施策の手段、方法を変える必要があるように思う。

・経験を積む。

・事前の準備、十分なリサーチ、社内における多方面での根回し活動など。

・SEO対策、人的リソースの増加または個々の生産性向上。

・予算の拡充。

・他社成功事例の研究と分析。

・社内関係者と協議し効果的なコンテンツを増やす。

・展示会などへの積極的出展。

・アウトソーシング先の選定もより重要視していかなくてはならない。

・代理店に依頼する。

・外注化・外部の知恵を借りる。

・外部業者と連携し、集客を図る構造の見直し、見せ方の工夫。

・これといって悩み事は、現時点では無いですが、あればwebの代理店に相談している。

 

前問Q.4で明らかになったWeb担当者が抱える悩みの解決方法が上記の結果である。現状では解決策がないと半ばあきらめているような様子が見られる一方で、なんとかして解決の糸口を見つけようと試行錯誤している様子が伝わる回答も多数得ることができた。また、個人の力量や社内の協力だけでは解決できない悩みや課題を、代理店など外部に相談することで解決しているという回答も多かった。専門知識不足や人的リソース不足の問題を理解し、効率よくサポートする役割の代理店や外部業者は、悩めるWeb担当者達の心強いサポート役となっているようだ。

 

60.9%がWebマーケティング施策を代理店などにアウトソース。活用者と非活用者で施策の満足度に約2倍の差。

 

20180510_fullspeed_q6

 

回答者のおよそ6割(60.9%)が、インターネットを活用した広告・宣伝・販売促進を広告代理店などにアウトソースしていることがわかった。当結果と、4月5日公開のアンケート(※)「現在行っているインターネットを活用した顧客獲得施策の効果に満足していますか?」という質問の結果を照らし合わせたところ、「満足している」回答者の中でアウトソースしていると答えたのは29.4%、アウトソースしていないと答えたのは14.2%だった。アウトソースを活用しているかどうかで満足している割合に約2倍の差があらわれた。

 

特に専門的な知識やノウハウが必要なWebマーケティングを実施する際は、代理店などのアウトソースをうまく活用することが、担当者本人だけでなく企業や経営者も納得のいく顧客獲得施策を実施するための問題解決方法の一つになると考えられる。

 

(※)

2018年4月5日公開 調査レポート Q.7

http://www.fullspeed.co.jp/press/3255/#20180405_q7

 

 

別添資料(Googleドライブ)  

https://drive.google.com/drive/folders/1zmm_MdDN7CSXu1MhGELC9qSlf5iYpkLx?usp=sharing

 

アンケート結果(pdfファイル)

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2018/05/fullspeed_report03_20180510.pdf

 

関連調査リリース

Webマーケティング担当者がサービス導入時に重視するのは「費用対効果」よりも「サービスの認知度」、「ターゲティング精度」。また4割以上が現在のインターネットを活用したマーケティング施策に不満。 (2018年4月5日公開)

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2018/04/fullspeed_report01_20180405.pdf

 

Webマーケティング担当者の47%が経営者の求める目標達成のために必要な顧客獲得施策が「実現できていない」と回答。最適な施策を実行できるように、上司や経営者の理解を得るため「情報収集」「情報共有」「関係構築」などを努力。(2018年4月24日公開)

https://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2018/04/fullspeed_report02_20180424-1.pdf

 

 

Webマーケティング担当者の47%が経営者の求める目標達成のために必要な顧客獲得施策が「実現できていない」と回答。最適な施策を実行できるように、上司や経営者の理解を得るため「情報収集」「情報共有」「関係構築」などを努力。

2018年4月24日

 

~BtoB企業のマーケティング担当者に聞いたデジタルマーケティングの活用実態 Vol.2~

 

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、BtoB向けの顧客獲得施策を行っている企業の広告・マーケティング・広報・企画の担当者を対象にアンケートを実施しました。

 

アンケートの目的

Webマーケティング担当者の果たすべき役割・機能が増え、求められるレベルも高まっています。そのため現状のままでは対応しきれないと、課題感を募らせるマーケティング部門が増えています。
多くの企業が抱えている課題とその対応状況について、全国のBtoB企業で顧客獲得施策を取りあつかう広告担当者、マーケティング担当者、広報担当者、企画担当者の実情を調査・分析しました。悩みを抱える担当者たちの問題解決のヒントとなるようなアンケートの結果をご報告します。

なお、当調査結果は2018年4月5日に公開したWebマーケティングに関する調査レポートの続編です。
 

アンケート結果のレポートは以下のURLよりご覧ください。

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2018/04/fullspeed_report02_20180424-1.pdf

 

調査概要

調査日時:2018年3月9日

有効回答数:442名

調査対象:全国のBtoB向け顧客獲得施策を実施している広告・マーケティング・広報・企画の担当者

調査方法:Webアンケート

 

調査サマリー

・47.0%が、経営者の求める目標達成のために必要だと考えるインターネットを活用した顧客獲得施策が「実現できていない」。「実現できている」と答えたのは19.4%

・顧客獲得施策の考えや方法を上司や経営者は「理解してくれている」34.8%、「理解してくれていない」33.5%。全く理解してくれていない(5.2%)に対して、非常に理解してくれている(10.6%)が約2倍。

・86.4%の担当者が「顧客獲得のためにターゲティングの精度を高めることは重要」と回答。

・担当者が上司に理解・承認してもらうために工夫していることは「情報収集」「情報共有」「関係構築」など。「理解してもらえない」という回答も。

 

質問内容

Q.1 あなたの会社の業界を教えてください。
Q.2 経営者が求める目標達成のために、あなたが必要だと考えるインターネットを活用した顧客獲得施策は実現できていますか。
Q.3 あなたの行おうとしているインターネットを活用した顧客獲得施策の考え方や方法を上司や経営者は理解してくれていますか。
Q.4 あなたは、顧客獲得のためにターゲティングの精度を高める(ターゲットとみなさない層はできるだけ除外し、ターゲットと考えている層に絞って届ける)ことは重要だと思いますか。
Q.5 あなたの担当している事業に最適なインターネットを活用した顧客獲得施策を実行することを上司や経営者に理解してもらうために、どのような工夫をしていますか。

 

今回の調査における回答企業の業種は以下の表の通りです。

 

20180424_fullspeed_q01

 

47.0%が経営者が求める目標達成のために必要だと考えるインターネットを活用した顧客獲得施策が「実現できていない」。「実現できている」と答えたのは19.4%。

 

201804024_fullspeed_q02

 

インターネットを活用した顧客獲得施策を上司や経営者が、非常に理解してくれている(10.6%)、どちらかというと理解してくれている(24.2%)を合わせた「理解してくれている」という回答は34.8%で、全く理解してくれていない(5.2%)、あまり理解してくれていない(28.3%)を合わせた「理解してくれていない」は33.5%だった。

全く理解してくれていない(5.2%)に対して、非常に理解してくれている(10.6%)が約2倍となった点も注目できる。

担当者の行おうとする施策に理解を示している上司や経営者は比較的多いと考えられる。

 

顧客獲得施策の考えや方法を上司や経営者は「理解してくれている」34.8%、「理解してくれていない」33.5%。全く理解してくれていない(5.2%)に対して、非常に理解してくれている(10.6%)で約2倍の割合。

 

20180424_fullspeed_q03

 

インターネットを活用した顧客獲得施策の考えや方法を、非常に理解してくれている(10.6%)、どちらかというと理解してくれている(24.2%)、の「理解してくれている」という回答は合わせて34.8%で、全く理解してくれていない(5.2%)、あまり理解してくれていない(28.3%)の「理解してくれていない」は33.5%だった。また、全く理解してくれていない(5.2%)に対して、非常に理解してくれている(10.6%)が約2倍の割合であることも注目すべき点である。

担当者の行おうとする施策に理解を示している上司や経営者は比較的多いようだ。
 

86.4%の担当者が「顧客獲得のためにターゲティングの精度を高めることは重要」と回答。

 

20180424_fullspeed_q04

 

前号の調査でWeb担当者がサービス選定する際に重要視していた「ターゲティング精度(※)」についての重要度を確認した。

この質問に、とても重要だと思う(43.4%)、ある程度は重要だと思う(43.0%)を合わせた「重要だ」という回答は全体の86.4%となった。あまり重要ではないと思う(1.6%)、全く重要ではないと思う(0.9%)を合わせた「重要ではない」という回答はわずか2.5%だった。

顧客獲得のためにターゲティングの精度を高めることの重要性は、マーケティング担当者の共通認識になっていることがわかった。

 

(※)

2018年4月5日公開 調査レポート Q.4

http://www.fullspeed.co.jp/press/3255/#20180405_q4

 

【比較データ】2017年8月調査

 

20180424_fullspeed_q04-2

 

上図は2017年8月に全国のBtoB企業の会社経営者・役員を対象に当社が調査した、インターネットマーケティング活用の実態に関するアンケートで、Q4-1と同様の質問をした結果である。比較すると、とても重要だと思う、ある程度は重要だと思うを合わせた「重要だと思う」の回答が経営者81.8%に対してWeb担当者86.4%だった。中でも特に「とても重要だと思う」の回答は担当者43.4%、経営者31.2%で、顕著に差が出た結果になった。経営者と現場(担当者)の顧客獲得施策に関する「ターゲティング精度の重要さ」に対する意識の差が現れるデータになった。

 

担当者が上司に理解・承認してもらうために工夫していることは「情報収集」「情報共有」「関係構築」など。「理解してもらえない」という回答も。

Q.5の主な回答結果は以下の通り。

 

・ホームページのアクセス解析などのデータ収集と分析。

・お互いに同じ目標・情熱を持って、その目標にベストを尽くす。

・ともかくシンプルに理解しやすいプレゼンテーションを作って説得する。

・なるべく効果を視覚化できるようにする。

・平易な言葉で説明する、必要なところだけ説明する。

・他社の成功例をまとめて説明する。

・具体的な事例を挙げてわかりやすく説明する。

・がむしゃらに矢継ぎ早に提案を提出するのではなく、営業会議の話題の転がり具合をよく見極める。

・奇をてらわず、報告・連絡・相談、時代や時流を的確にキャッチして粘り強く交渉する。 

・小さな実績の積み重ねと、報告の方法を工夫する。

・いろいろなプレゼンテーションを試みている。

・直接上司に相談して、一緒に考えて解決法を見いだす。

・何度も諦めずに説明する。

・根回しを完璧にする。

・今の時代を説く。

・理解してくれるが忙しく時間があまり取れない。

・半ばあきらめ。

・何をしても理解してもらえない。

・微笑む。

 

自由記述式で回答してもらうよう求めた結果、おおきく分けて「情報収集」「情報共有」「関係構築」などの共通キーワードが浮かび上がってきた。担当者は求められた成果をあげるために最適だと考えた施策が実行できるよう、さまざまな準備をして上司や経営者に理解・承認を得る努力をしている様子が垣間見えた。しかしその中に「あきらめている」「理解してもらえない」という回答もいくつかみられた。

 

別添資料(Googleドライブ)  

https://drive.google.com/drive/folders/1wwOm_TUJ-m-kY6Wi45qV2Uc2V-t_0Swo?usp=sharing

 

アンケート結果(pdfファイル)

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2018/04/fullspeed_report02_20180424-1.pdf

 

関連調査リリース(2018年4月5日公開)

Webマーケティング担当者がサービス導入時に重視するのは「費用対効果」よりも「サービスの認知度」、「ターゲティング精度」。また4割以上が現在のインターネットを活用したマーケティング施策に不満。 

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2018/04/fullspeed_report01_20180405.pdf