2019年1月16日
SNS運用や口コミ解析を駆使したRPDCサイクルによるコンサルティングを提供
インターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードは、スポーツチームのファン定着に特化したWebコンサルティングサービス「スポーツエンゲージメントサービス」の提供を開始しました。またサービス提供と同時に、スポーツ業界に特化したサービスを取り扱う事業グループとして「スポーツマーケティンググループ」も設立しました。
「スポーツエンゲージメントサービス」提供の背景
内閣府が国の新たな成長戦略方針をまとめた「日本再興戦略2016」において、2015年に市場規模5.5兆円だった日本のスポーツ産業を2020年に10兆円、2025年には15兆円の成長産業にすべく、官民一体となったスポーツ産業への取り組みが活性化してきています。特に今年2019年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピックの開催が予定されており、日本のスポーツ産業が世界の注目を浴びる大きなチャンスと言えるでしょう。
一方で、今までもこのようなスポーツに関するビッグイベントの後にファンの「定着」ができないことが大きな課題となっています。例えば女子サッカーリーグの「なでしこリーグ」では、2011年のワールドカップで日本代表「なでしこジャパン」が優勝した後には、平均観客動員数が2,800人と過去最高を記録しましたが、2017年には1,500人を下回っています。このような課題は他のスポーツ観戦市場でも多く見られる傾向で、いかにファンの「定着」が困難かを証明するものとなっています。
そこで当社では、今までのSNSマーケティングやWebマーケティングで培ったノウハウ・ソリューションを活かし、スポーツチームのファンの「定着」に特化した「スポーツエンゲージメントサービス」を開発・提供するに至りました。
サービスの特徴
■提供の目的
①ファンの「定着」
②ファンの「体験向上」
③ファンの声の分析による「マーケティング戦略立案」
■提供内容
Facebook/Twitter/InstagramをはじめとしたSNSを使ったRPDCサイクルを回し、コンサルティング/ソリューションを提供します。
・RPDCサイクル
既存の「PDCA」では伝わりづらかった事前の「Reserch」を徹底して行うことで、今まで調査が難しかった既存ファン/潜在ファンを可視化し、実際の施策に活かしていきます。
各サイクルの提供内容
①Reserch:「ソーシャルリスニング」
…ファンがSNSに実際に投稿している内容、アカウントへのコメントなどを可視化
傾向分析、コアファン/潜在層の洗い出しで新規ターゲットや顧客満足度の参考にします。
またフルスピードのスポーツマーケティンググループで調査しているデータ/分析も利用可能となります。
②Plan:「ターゲット/施策選定」
…上記Reserchをもとに戦略立案のお手伝いをします。
*もっとも大事にすべきコアファン/新規ファンとなり得る潜在ファンの洗い出し
*有効なSNSを中心としたエンゲージメント施策の選定
③Do:「SNS運用支援」
…プランニングを基に実際の運用支援/コンサルティングで伴走
アカウント運用やキャンペーン支援、フォロワー獲得支援などでファンとのエンゲージメントを高め、定着化させていくソリューションを展開。
④Check:「レポーティング」
…月次のレポーティングと分析から、エンゲージメントの良いコンテンツ/悪いコンテンツを明確にしてファンの定着につなげます。
今後の展開について
現在はWeb/SNSに特化した「定着」のソリューションを提供していますが、より初回集客を目的としたソリューション提供や、「定着」を行うためのリアルイベントを絡めたソリューションに展開していく予定です。
株式会社フルスピードは「東京都スポーツ推進企業」の認定を受けています。
https://www.sports-tokyo.info/company/suishin_2017.html
スポーツマーケティンググループ 古牧
コーポレートコミュニケーション部 松本・竹本
設立 | 2001年1月4日 |
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資本金 | 100百万円 (2023年1月末日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 友松 功一 |
従業員数 | 連結 433名 単体 162名 (2024年4月末日現在) |
事業内容 | インターネットマーケティング事業 アドテクノロジー事業 その他 |
所在地 | 東京都渋谷区円山町3-6E・スペースタワー8階 |
URL | https://www.fullspeed.co.jp/ |