2017年7月12日(水)に「地方創生を成功に導く!Instagramで若年層と訪日観光客のココロをつかむ!~地方の魅力を届けるInstagram活用セミナー~」と題するセミナーを開催しました。
このセミナーでは、地方の観光地や観光施設への集客を実現するInstagramアカウントの運用方法やキャンペーンの活用法をご紹介しました。また成功事例を中心に、なぜ地方にInstagramの活用による集客が有効なのかを解説いたしました。当日の内容の一部をお伝えします。
第1部 地方から学ぶアカウント活用法
・今なぜ、地方にInstagramが必要なのか?
・Instagramから見るユーザー行動の変化
・Instagram発!話題の観光スポット
・成功するためのInstagramアカウント運用法
第2部 地方から学ぶキャンペーン活用法
・Instagramキャンペーンの必要性
・Instagramキャンペーンツール「CAMPiN」とは?
・成功するためのInstagramキャンペーン活用法
・地方キャンペーン事例
プランニング部 プランナー 三島悠太
第1部では、地方活性につながるInstagram活用法と観光客の行動変化、Instagramで話題になった観光スポットなどの成功事例をご紹介しました。
◆SNSは旅行ユーザーにとって非常に大きな影響を与える
SNSの投稿コンテンツをきっかけに旅行プランを決定したり、インスピレーションを得る人が多くいる中で、ビジュアル特化型SNSの「Instagram」は特に大きな存在感があります。写真や動画によって旅の雰囲気や旅情感をよりリアルに感じ取ることができます。さらに旅行の体験や思い出の写真をユーザー同士でシェアすることで、情報の発信者と受信者に良い循環が生まれています。これがInstagramの影響力が拡大しているポイントです。
◆ユーザーはInstagramをガイドブックのように使う
Instagramユーザーの多くはハッシュタグで旅行先の情報を集めます。まずInstagramの写真から雰囲気を感じたり投稿から口コミを確認して、具体的にどんなところなのか調べます。その情報をもとに旅行プランを決め、訪れたユーザーは写真をInstagramに投稿する、といったサイクルがあります。そんなユーザーを私はInstagramトラベラーと呼んでいます。
◆Instagram発で話題になった観光スポット”濃溝の滝”
ユーザーのInstagramから大きな話題になったのが千葉県君津市”濃溝の滝”です。「まるでスタジオジブリの世界」と2016年に話題が急騰し、今では休日は5千人以上の観光客で賑わう千葉県内有数の観光スポットのひとつです。たった1枚の投稿が話題になり、メディアに取り上げられ、来訪者が増加しました。そしてさらにInstagramで紹介する投稿が増えるといった好サイクルが生まれています。まさにアメリカンドリームならぬインスタドリームが起きたのです。
◆待っていても話題にはならない。重要なのは露出を増やすアカウント運用。
”濃溝の滝”はユーザーによる情報発信がきっかけとなって話題になりました。話題を生み出すInstagramの運用には4つのポイントがあります。
テテマーチ株式会社 執行役員 松重 秀平様
第2部では、Instagramを運用していくうえで欠かせないキャンペーンについて、成功事例と活用法をご紹介しました。
◆Instagramにキャンペーンプロモーションが必要な理由
Instagramに写真を投稿するだけでは、話題を生み出すことはできません。様々な仕掛けとアイデアが必要です。フォロワーを獲得していきながら、第三者による情報伝達や口コミのきっかけ作りまでプランを組み立てることが重要です。
◆目的に合わせたキャンペーンでユーザーコミュニケーションの活性化
ここで言うキャンペーンとは、ユーザーからの投稿を促進するためのゲーミフィケーションです。たくさんの投稿者を集めたい、ポジティブな口コミを増やしたい、写真素材を集めたいなど、ユーザーの目的に合わせてキャンペーンを企画、設計することが成功の秘訣です。
◆アカウント運用には必ずキャンペーンが必要
Instagramのアカウント運用を成功させるためには、面白いキャンペーン企画と、キャンペーンを成功させるための正しいアカウント運用が必要です。企画と運用の整合性やポイントを押さえ、総合的にプロモーションを行うことも重要です。
◆地方がInstagramプロモーションをするメリットとは?
最も大切なのは、シビックプライド(地元愛)を生み出すプロモーションであることです。これが地方活性化のためのInstagramプロモーションの狙いです。
セミナー参加者様の多くが”地方の課題を解決したい!”、”地方でできることがもっとあるのでは?”といった、地方活性化についての熱い想いをお持ちでした。セミナー登壇者も、いかに地方プロモーションが必要とされているかを強く感じたセミナーとなりました。
今後も地方プロモーションの最前線に立つ担当者から、地方活性化に有効なプロモーションや市場のトレンド、成功事例などをお伝えします。地方プロモーションに課題を感じていらっしゃる方は、次回のセミナーにぜひお越しください。
今回のセミナーおよび当記事の詳細や、当社の地方プロモーションについてご質問があれば、お気軽にご連絡ください。
プランニング部 三島
経営戦略室 松本・竹本
設立 | 2001年1月4日 |
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資本金 | 100百万円 (2023年1月末日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 友松 功一 |
従業員数 | 連結 433名 単体 162名 (2024年4月末日現在) |
事業内容 | インターネットマーケティング事業 アドテクノロジー事業 その他 |
所在地 | 東京都渋谷区円山町3-6E・スペースタワー8階 |
URL | https://www.fullspeed.co.jp/ |