2017年7月5日(水)に「海外SNS最新トレンドや成功事例から学ぶ、外国人集客を成功させるSNS運用のコツ ~越境ECから訪日インバウンドまで、海外向けFacebook+Instagramの運用戦略~」と題するセミナーを開催しました。
このセミナーでは、海外SNSの最新トレンド情報や、”メーカー”、“越境EC(海外向けネットショップ)”、“観光(訪日インバウンド)”の成功事例から、海外向けSNSマーケティングについて解説しました。当日の内容の一部をご紹介します。
・海外SNSトレンド
・各国のSNS動向
・効果的な海外向けSNS運用テクニック
Facebook編
Instagram編
ソーシャルメディアマーケティング部 尾勢祐実
◆海外SNSトレンド
海外向けマーケティングを行うにあたって、「まず最初はSNSから!」と検討されるご担当者も多いと思います。しかし、どのSNSを選べばいいのか、海外SNSのトレンドがわからない、など様々な疑問を持たれている方が多いのも事実です。当セミナーではまず、現在の海外SNSのトレンドからご紹介しました。
・エフェメラル
・ライブ動画
・Instagramストーリー
・メッセンジャー
・SNS×EC
一定時間でコンテンツが消える「エフェメラル」という機能があります。Instagramのストーリーという新機能もエフェメラルと言えます。
◆各国のSNS動向
国によって使われているSNSは異なります。以下の図にある各国で1番使われているSNSを見ると、国ごとに適したSNSがあります。例えば、UAEでは国民の84%がFacebookを使用している一方、Instagramは30%ほどしか使われていません。
Instagramの使用率が高いサウジアラビアでは、国民の41%がInstagramを使用しています。周辺国を見ても、イスラム圏のInstagram使用率が高いことがわかります。Instagramの特徴である、匿名で投稿やリアクションができる点が、素性を明かしたくない文化を持つ国(特に女性)にとって受け入れやすいと考えられます。
海外SNSマーケティングをはじめる際に、対象とする国で主流のSNSを使えばいいというわけではありません。対象とするユーザーの年齢や性別、嗜好などを含む「ユーザー層」と、業界や業態といった「カテゴリー」のバランスを考慮して選定することが重要です。
海外向けFacebookの運用パターンは、大きく分けて5つあります。その中で最もおススメが、「⑤英語と主要ターゲット言語で新規ページ作成」することです。しかし、掲載する内容も非常に重要です。ターゲットに適した記事でなければ、せっかくページを作成してもユーザーに読まれにくくなってしまいます。
ユーザーとのエンゲージメントを向上させるための重要なポイントを下記にまとめました。
◆効果的な海外SNS運用テクニック~Facebook編~
・エッジランクを考えて投稿する
・今は、「動画」!
・ターゲットに合わせた文章を書く
・コメント返信は丁寧に
◆効果的な海外SNS運用テクニック~Instagram編~
・とにかく「画像」「世界観」が大事
・エンゲージメントを高める投稿
リグラム/キャンペーンが必要
・ハッシュタグは目的に合わせて選ぶ
・コメント返信は丁寧に
海外向けSNSの運用においては、単に日本語を英語に訳するだけでは対象とする国のユーザーに情報が届きません。海外SNS運用を成功させるポイントは、ユーザーに見られる投稿、読まれる投稿を作成し、投稿内容を分析してPDCAを回すことです。
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今回の記事の詳細や、効果的な海外SNSの運用についてご興味がある方はお気軽にご相談ください。
ソーシャルメディアマーケティング部 尾勢
経営戦略室 松本
設立 | 2001年1月4日 |
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資本金 | 100百万円 (2023年1月末日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 友松 功一 |
従業員数 | 連結 433名 単体 162名 (2024年4月末日現在) |
事業内容 | インターネットマーケティング事業 アドテクノロジー事業 その他 |
所在地 | 東京都渋谷区円山町3-6E・スペースタワー8階 |
URL | https://www.fullspeed.co.jp/ |