海外向けSNS運用、5割が6カ月以内、8割は1年以内に開始を考えているも 実施できていない現状。理由は、言葉の壁、人的リソース、スキル不足が上位。

~海外向けSNSを使った情報発信についてのアンケート調査を実施~

株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、海外に向けたSNSでの情報発信を今後検討している企業を対象にアンケートを実施しました。

 

国内向け需要が伸び悩む中、訪日外国人観光客は年々増加の一途をたどっています。政府は2020年に訪日外国人観光客数の目標人数が、4,000万人を達成することを目指しております。インバウンド向けの集客はどの業界においても急務ではありますが、様々な問題や壁があり、なかなか運用実施に至れないのが現状です。

そこでフルスピードはこれから海外SNSを使って情報発信をしたいと考えている企業にアンケートを実施しました。その結果をご報告します。

なお、このアンケート調査は7月25日に発表いたしました「海外ソーシャルメディア関連事業の譲受( https://www.fullspeed.co.jp/ir/pdf/ab2ddc1058c92c5cb82f76e9db2b8eff.pdf )に関するお知らせ」などの通り、当社の強化展開している海外SNS事業をさらに推進する目的で、当社が独自に実施したものです。

 

アンケート調査結果レポートは以下のURLよりご確認ください

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2017/07/fullspeedreport20170726.pdf

 

【調査概要】

調査日:2017年7月12日

有効回答数:322名

調査対象:海外に向けたSNSでの情報発信を今後検討している企業

調査手法:Webアンケート

 

今回の調査における回答企業の業種は以下の表の通りです。

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■SNS情報発信先の注目国ランキング 1位「中国」(48.5%)  2位「台湾」(37.0%) 3位「韓国」(34.6%)と周辺諸国が圧倒的に多い。

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国別の訪日観光客数に比例するようにSNSで情報発信を試みようと検討している地域はアジア地域が集中して多い割合を占めました。ヨーロッパ勢よりもまずは周辺諸国から、と考えている企業の多さがわかります。

 

■海外へSNS情報発信したい内容 1位「商品情報」 2位「イベント情報」 3位「Q&A情報」。集客に直接つながるような情報発信を検討。

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「商品・サービス関連情報紹介(56.3%)」が最も多い回答となりました。商品やサービスをアピールするのにSNSを活用したいと考えている回答が多くなりました。つぎに「②イベント・セミナー情報(42.8%)」などと続くことから、多くの企業が直接集客につながるような情報発信を検討していることがわかります。

 

■半年以内に半数以上が「海外向けにSNSを使って情報発信」を行いたい、1年以内では約8割にも達する。

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今は行っていないが、半年以内に海外への情報発信のためにSNSを利用したいと考えている人が半数以上だという事がわかりました。さらに、1年以内を予定している企業は約8割を超えることがわかりました。この半年から1年の間に、海外に向けた情報発信を行う企業は急激に増加する可能性が大きいと言えます。

 

■海外へSNS情報発信をする理由 1位「新規顧客獲得」2位「ECサイト売上アップ」3位「実店舗での売上アップ」

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前質問「あなたの会社がいつ頃から海外に向けて情報発信を行う予定か」の回答結果と、当質問の回答結果とを合わせて「短期的に期待する結果」と「長期的に期待する結果」を分析してみたところ、短期的(3カ月~半年以内)では売上アップ(EC・リアル店舗)や口コミ数増加など売り上げに直結する効果を期待する意見が多い事が分かりました。

長期的(半年~1年以内)には問い合わせ件数の増加や、店舗への誘導を期待する声が多く認知度の向上やブランディングを期待する傾向がありました。

 

■SNS以外の方法ですでに海外向けにプロモーション施策を試みている企業は多い。

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現在海外向けに行っているプロモーション施策の中で最も多いのは「①新聞、雑誌広告」で、35.5%。

Webを使った施策を実施しているの割合は、回答全体の44.5%と半数以下のようです。Web上での施策をすでに行っているにもかかわらず、SNSの利用に至っていないとう現状もうかがえます。やはりSNS運用はハードルが高いという印象があるのでしょうか。

 

 

■今まで行っていなかった理由は 1位「言語対応」2位「リソース不足」3位「スキル・ノウハウ不足」

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現在に至るまで海外に向けたSNSでの情報発信を行っていなかった理由を聞いたところ、「①外国語で対応できるスタッフがいないため」が45.2%、「②社内で運用する人的リソースが無いため」42.2%、と、リソース不足を理由に挙げる回答が上位に並びました。その他には「③SNSの運用スキルが不足しているため」「④国ごとのSNSの利用状況ユーザーの特性がわからない」など、運用スキルや、知識・情報収集の面を答える内容が続きました。

「英語力(語学力)」「リソース不足」「スキル不足」の3点が海外に向けたSNSでの情報発信の足かせとなっているようです。

 

■約8割が「外注」での海外SNS運用を検討

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「英語力(語学力)」「リソース不足」「スキル不足」不足を補うための解決策として、SNS運用を外注する予定があるかどうかという質問をしたところ、80%が何らかの形で外部の専門会社の力を借りて運用する予定であることがわかりました。

 

また、SNSで海外向けに情報発信をしようと考えたきっかけについて聞いたところ、以下のような意見がありました。

 

・日本製品のブランド力を生かし国外展開を考えている

・昨今の情勢を受けてグローバル化、インバウンド需要が急増している

・海外からの問い合わせが急増している

・国内需要の飽和、差別化

・実際に訪日観光客に評判が良いのでより需要を伸ばしていきたい

・海外との積極的な取引実績をアピールポイントにし知名度向上、採用につなげたい

・顧客層拡大、新規顧客の獲得

・国外需要を獲得し、業績向上を狙いたい

 

また、海外向けの情報発信や顧客獲得施策について悩みや課題を聞いたところ、このような回答をいただきました。

 

・言葉と文化の違い、風習・習慣などがわからない

・販路を確保しても周知が難しい

・セキュリティ面の問題

・各国にあわせたノウハウが不足している

・外国人のニーズをつかむのが難しい

・国内客とは同じ戦略では効果が出にくい

・社内調整が困難

・どうアピールしていいのかわからない

・地方からの発信がどれだけ海外に届き、集客できるのか心配

 

アンケート調査の結果は以上となります。

フルスピードでは、国内・海外の多くの企業SNSアカウントを運用しています。また当社では「ソーシャルメディアマーケティング部」というSNS運用専門部署を設けており、国内外のSNS運用のプロフェッショナルが多数在籍しています。専門家ならではのノウハウを多く保有しており、また100を超える多くのアカウント運用実績もございます。ですので、全体的な傾向にも詳しく、海外向けSNSの運用もお任せいただくことが出来ます。

SNSを使った海外情報発信に関してのご相談などはお気軽に当社までご連絡ください。

 

アンケート調査結果レポートは以下のURLよりご確認ください

http://www.fullspeed.co.jp/press/wp-content/uploads/2017/07/fullspeedreport20170726.pdf

 

7月25日発表:海外向けソーシャルメディア関連事業の譲受のお知らせ

http://www.fullspeed.co.jp/ir/pdf/ab2ddc1058c92c5cb82f76e9db2b8eff.pdf

「テレワーク・デイ」に参加します!2017年7月24日(月)

フルスピードは、2017年07月24日(月)に総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が、東京都および経済界と連携し展開する「テレワーク・デイ」に「テレワーク実施団体」として参加することをお知らせいたします。

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フルスピードでは2015年より、社員ひとりひとりが自分らしく働くために、新しいチャレンジを行いやすい環境・会社にしていくための『Shared Vision(シェアード・ビジョン)』という取り組みを継続して行っています。社員ひとりひとりが目指し続ける未来や、大切にしたい価値観を持ち続けることで各々のビジョンを描き、それを紡いで全社ビジョンを掲げる、というカタチづくりを行って参りました。

 

2016年には昨今の働き方改革を受けて、従業員に働き方の選択肢を提供する柔軟な職場環境作りを模索するという目的で対象部署を絞って2ヵ月間のリモートワークのテスト運用を行いました。

そこで明らかになった問題点や改善点を考慮したのち、今回全社を対象に「自分たちらしいリモートワーク」のテスト導入を行います。

 

当社の「テレワーク・デイ」の取り組みについて

目的:

1.生産性の向上 ⇒プロフェッショナル意識、自由と責任、生産性を上げる意欲の向上

2.介護・子育て支援 ⇒優秀な社員が多様な働き方ができるように(環境に左右されない働き方の受け入れ)

 

ゴール:生産性の向上 / 高い倫理観・成長意欲のある運用ができている状態

 

開催期間:7月18日(火)~10月31日(火)

場所:社員の自宅、コワーキングスペース、カフェ など

 

■「テレワーク・デイ」とは

総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が主導する、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とした働き方改革の運動。2017年から4年間、開会式に相当する7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、一斉テレワークの実施を東京都及び経済団体に促している。

  「テレワーク・デイ」Webサイト:http://teleworkgekkan.org/day0724/

 

株式会社フルスピードは、フルスピードテレワーク普及推進運動 働くが変わる テレワーク月間に賛同しています! 

http://teleworkgekkan.org/project/index.php#2890

【開催レポート】外国人集客を成功させるSNS運用のコツセミナー

2017年7月5日(水)に「海外SNS最新トレンドや成功事例から学ぶ、外国人集客を成功させるSNS運用のコツ ~越境ECから訪日インバウンドまで、海外向けFacebook+Instagramの運用戦略~」と題するセミナーを開催しました。

 

このセミナーでは、海外SNSの最新トレンド情報や、”メーカー”、“越境EC(海外向けネットショップ)”、“観光(訪日インバウンド)”の成功事例から、海外向けSNSマーケティングについて解説しました。当日の内容の一部をご紹介します。

 

セミナー目次

・海外SNSトレンド

・各国のSNS動向

・効果的な海外向けSNS運用テクニック

  Facebook編

  Instagram編

 

セミナー内容

ソーシャルメディアマーケティング部 尾勢祐実

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◆海外SNSトレンド

海外向けマーケティングを行うにあたって、「まず最初はSNSから!」と検討されるご担当者も多いと思います。しかし、どのSNSを選べばいいのか、海外SNSのトレンドがわからない、など様々な疑問を持たれている方が多いのも事実です。当セミナーではまず、現在の海外SNSのトレンドからご紹介しました。

 

・エフェメラル

・ライブ動画

・Instagramストーリー

・メッセンジャー

・SNS×EC

 

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一定時間でコンテンツが消える「エフェメラル」という機能があります。Instagramのストーリーという新機能もエフェメラルと言えます。

 

◆各国のSNS動向

国によって使われているSNSは異なります。以下の図にある各国で1番使われているSNSを見ると、国ごとに適したSNSがあります。例えば、UAEでは国民の84%がFacebookを使用している一方、Instagramは30%ほどしか使われていません。

 

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Instagramの使用率が高いサウジアラビアでは、国民の41%がInstagramを使用しています。周辺国を見ても、イスラム圏のInstagram使用率が高いことがわかります。Instagramの特徴である、匿名で投稿やリアクションができる点が、素性を明かしたくない文化を持つ国(特に女性)にとって受け入れやすいと考えられます。

 

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海外SNSマーケティングをはじめる際に、対象とする国で主流のSNSを使えばいいというわけではありません。対象とするユーザーの年齢や性別、嗜好などを含む「ユーザー層」と、業界や業態といった「カテゴリー」のバランスを考慮して選定することが重要です。

 

海外向けFacebookの運用パターンは、大きく分けて5つあります。その中で最もおススメが、「⑤英語と主要ターゲット言語で新規ページ作成」することです。しかし、掲載する内容も非常に重要です。ターゲットに適した記事でなければ、せっかくページを作成してもユーザーに読まれにくくなってしまいます。

 

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ユーザーとのエンゲージメントを向上させるための重要なポイントを下記にまとめました。

 

◆効果的な海外SNS運用テクニック~Facebook編~

・エッジランクを考えて投稿する

・今は、「動画」!

・ターゲットに合わせた文章を書く

・コメント返信は丁寧に

 

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◆効果的な海外SNS運用テクニック~Instagram編~

・とにかく「画像」「世界観」が大事

・エンゲージメントを高める投稿

  リグラム/キャンペーンが必要

・ハッシュタグは目的に合わせて選ぶ

・コメント返信は丁寧に

 

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海外向けSNSの運用においては、単に日本語を英語に訳するだけでは対象とする国のユーザーに情報が届きません。海外SNS運用を成功させるポイントは、ユーザーに見られる投稿、読まれる投稿を作成し、投稿内容を分析してPDCAを回すことです。

 

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今回の記事の詳細や、効果的な海外SNSの運用についてご興味がある方はお気軽にご相談ください。

次世代を担う起業家に1,000万円!フリービット主催ビジネスコンテスト 「freebit biz challenge COMPETE2017」に今年も協賛します

株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松 功一、以下「フルスピード」)は、当社親会社であるフリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 伸明、以下「フリービット」)が主催するビジネスコンテスト「freebit biz challenge COMPETE2017」(以下、「COMPETE2017」)に今年も協賛いたしますので、お知らせいたします。

 

COMPETE2017は、起業家マインドを持った高校生や大学生等の育成とそのビジネスプランの事業化を支援する目的で昨年に引き続き第二回を開催することとなりました。ビジネスプランを審査するだけではなく、起業や事業化に必要な知識を習得できるセミナー等、多角的な成長機会を提供する共創型ビジネスコンテストです。プラチナ賞受賞チームには1,000万円の事業準備金を提供し、その事業化を支援いたします。

 

フルスピードはフリービットと共にCOMPETE2017の開催を通じて次世代を担う起業家の育成と日本経済の発展に繋がるビジネスの創出を、積極的に支援してまいります。

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freebit biz challenge COMPETE2017概要

名称

freebit biz challenge COMPETE2017

応募資格

高校生、専門学校生及び高等専門学校、短期大学、大学、大学院に在籍する学生

募集部門

【フリービット部門】

フリービットが注力する「ヘルスケア」「IoT]「不動産(住環境)」領域におけるインターネットを活用したビジネスプラン

【テクノロジー部門】

既存及び新しいテクノロジーを活用し、独創的なアイデアで生み出された製品やサービスまたはビジネスプラン

【マーケティング部門】

インターネットを活用した独創的なマーケティングプラン

賞金・副賞等

プラチナ賞:事業準備金1,000万円

ゴールド賞:30万円

シルバー賞:10万円

副賞:最終面接パスポート

(フリービットグループへの入社選考を、最終「役員面接」のみとする)

スケジュール

2017年7月18日(火):応募受付開始

2017年11月22日(水):ビジネスプラン応募締切

2017年12月4日(月):一次選考通過者発表

           :ブラッシュアップ期間

2018年1月15日(月):二次選考通過者発表

           :ブラッシュアップ期間

2018年1月30日(火):最終審査・表彰式

説明会

第1回目:9月13日(水)14-16時                      

第2回目:10月5日(木)16-18時                      

第3回目:10月14日(土)13-15時                     

第4回目:10月28日(土)13-15時                    

第5回目:11月2日(木)16-18時                      

会場:フリービット株式会社〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー地図と交通のご案内:http://freebit.com/profile/map.html                          

説明会申込フォーム:https://cmpt.freebit.com/contest/orientation

※各回とも同じ内容ですので、いずれかにご出席ください。ビジネスプラン応募者以外もご参加いただけます。

応募方法

本コンテストに参加または応募をご希望の方は、下記公式サイトの詳細をご確認のうえ、お申し込みください。 公式サイト:http://cmpt.freebit.com

主催・協賛

主催:フリービット株式会社

協賛:株式会社ギガプライズ/株式会社フルスピード/株式会社フォーイット

※ すべてのブランド、製品名、会社名、商標、サービスマークは各社に権利が帰属します。

 

【freebit biz challenge COMPETE2016に関するお問い合わせ】

  フリービット株式会社 freebit biz challenge COMPETE2017 事務局

公式サイト:http://cmpt.freebit.com

Mail: fb-compete@freebit.net

 

『ADMATRIX DSP』の 企業属性ターゲティング精度が300%強化 

~日本最大級の企業データ『LBC』と連携し、オフィスターゲティングデータを増強~

 

アドテクノロジーの開発及びインターネットマーケティング事業を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:友松功一)は、株式会社ランドスケイプ社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:福富七海、以下ランドスケイプ社)が提供する日本最大級の企業データベース『LBC』とデータ連携し、『ADMATRIX DSP(アドマトリックス・ディーエスピー)』のオフィスターゲティングデータを増強いたしました。

 

今回のランドスケイプ社の企業データベース『LBC』との接続連携により、『ADMATRIX DSP』の独自ターゲティング機能である「オフィスターゲティング配信」で利用できるセグメント社数が300%増強されます。昨今、注目を浴びている「アカウントベースドマーケティング(ABM)」の観点からも『LBC』と接続・連携を行うことで『LBC』の企業系列コードを元にした企業指定配信が可能になり、従来から展開しているフルスピード独自のターゲティングについてもより精度の高い広告配信が可能となります。

 

オフィスターゲティング

 

『ADMATRIX DSP』は、膨大なクラウドコンピューティングパワーとビッグデータ解析技術を活用し、リアルタイムにユーザー属性を判別して適切な広告を表示するシステムです。外部企業とのデータ連携により、オフィス(業種・企業指定)配信や天気情報配信等、独自のターゲティング手法を実現し、順調にサービスを拡大しています。

http://admatrix-tech.com/dsp/lp/

admatrixdsp

 

 

■企業データベース『LBC」

『LBC』は、ランドスケイプ社が日本全国の事業所に11桁の管理コードを採番した法人データです。業種や売上高、利益、従業員数、固定IPアドレスなど豊富な企業の属性情報を紐付けて一元管理しています。取引先データを『LBC』と突合することで、取引先を除いた精微なターゲティング広告を可能にします。

http://lbcsite.landscape.co.jp/

lbc

 

 

 

<会社概要>

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株式会社ランドスケイプ

 設立 : 1990年9月

 資本金 : 4億66百万円

 代表者 : 代表取締役社長 福富 七海

 従業員数 : 230名(嘱託在宅を除く)

 事業内容 : データベースマーケティングの支援事業

 URL : http://www.landscape.co.jp/

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【開催レポート】質の高いコンテンツ作成を15倍スピードアップするテクニックセミナー

2017年6月29日に「質の高いコンテンツ作成を15倍スピードアップするテクニック」セミナーを開催しました。成果の出るコンテンツの作成方法や、当社でも活用しているSEOツール「Ahrefs(エイチレフス)」を使った効率的なコンテンツ作成方法をお伝えしました。当日のセミナー内容の一部をご紹介します。

 

セミナー目次

第1部 競合に勝つための質の高いコンテンツ戦略

・質の高いコンテンツをアルゴリズムの観点から考察

・上位表示サイトの傾向分析

・競合に勝つためのコンテンツ戦略策定のポイント

 

第2部 質の高いコンテンツ作成を15倍スピードアップする方法

・なぜ、いま業務効率が必要か?

・キーワードと検索数の抽出方法

・膨大なデータの精査方法とコンテンツテーマの決め方

・Ahrefsを使った作業の時短術

 

セミナー内容

第1部 競合に勝つための質の高いコンテンツ戦略

プランニング部 マネージャー 川口健作

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第1部ではSEO観点における「質の高いコンテンツ」の定義と、質の高いコンテンツを展開していくための戦略についてお伝えしました。

 

◆コンテンツの質を定義するのは難しい

参加者のみなさんにも「質の高いコンテンツとは何か?」とご質問しましたが、端的に定義することは難しいようでした。

 

そこで、2017年に入ってからのGoogle検索アルゴリズムのアップデートに着目してみることにします。すると、いずれも減点方式のアップデートでした。

※ご紹介したアップデート(一部)※

・日本語検索の品質向上に向けたアップデート

・フレッドアップデート

・アウルアップデート

減点方式のアルゴリズムということは、品質の低いコンテンツの評価が下がると、相対的に品質の高いコンテンツの評価が上がるという構図です。質の低いコンテンツはSEOの観点から定義しやすいものの、質の高いコンテンツは定義しにくいということがわかります。

 

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◆SEO観点で質の高いコンテンツとは?

Googleが公表している重要なアルゴリズムとして「リンク」「コンテンツ」「ランクブレイン」の3つがあります。SEOの観点から、これらのアルゴリズムに「評価されやすいコンテンツ=質の高いコンテンツ」と定義づけてみました。

※アルゴリズムの重要性は検索クエリによって異なります

※コンテンツ制作は検索エンジンの攻略ではなく、あくまでユーザー目線が大切です

 

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◆重要なのはキーワードの網羅性とユーザーインテント

コンテンツ施策では「キーワードの網羅性」と「ユーザーインテント」を意識することが成功のポイントです。他メディアが月1,000本単位でコンテンツを公開する中で戦うには、コンテンツの量で勝負するのではなく、戦略的にコンテンツ展開をすることが重要です。

 

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◆強力な競合に勝つためのコンテンツテーマの決め方

第1部で最もお伝えしたかったトピックは、コンテンツテーマの決め方です。競合との競争に勝つには、SEOにおける競合と自社の弱点を把握し、スウィートスポットを探すことが重要です。さらに、競合性の高いテーマ領域では、コンテンツ制作のバランスに気をつけると効率的な運用ができます。スウィートスポットのコンテンツ制作に70%程度、競合と戦わなくてはならない領域に30%程度の比重を置くと効率的に展開することができます。

 

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第2部 質の高いコンテンツ作成を15倍スピードアップする方法

コンテンツマネジメント部 マネージャー 曽我 啓仁

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第2部では業務効率改善の重要性とデータの抽出方法、および抽出したデータの精査方法を解説しました。また、優れたSEOツールである「Ahrefs(エイチレフス)」を活用した業務効率の実践方法もお伝えしました。

 

◆なぜ業務効率が必要なのか?

コンテンツマーケティング担当者が抱える問題の中で「時間がない」という答えが最も多いというアンケート結果があります。これからは少ない時間の中で効率よくコンテンツを作成して、成果を出していく必要がありそうです。

 

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◆戦略を決めるために必要なデータのそろえ方

コンテンツ制作の戦略を決めるために必要なデータは以下です。

・検索キーワード

・月間検索ボリューム

・検索キーワードの現在順位

 

Google Keyword Plannerなどの無料ツールを活用したデータ抽出の方法について整理し、どのような手順でデータをそろえていけばいいのかをご説明しました。

 

◆データ精査の条件設定について(検索ボリューム編)

抽出したデータを活用するには、検索意図(ユーザーインテント)が明確になるまで、検索キーワードを掘り下げていくことが重要です。

 

月間検索ボリュームが500以上のキーワードは、検索意図が明確ではない場合が多いため、500未満のキーワードから選定することを推奨します。検索ボリュームが少ないほど、検索意図が明確と言えます。

 

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◆データ精査の条件設定について(順位編)

抽出したデータを検索順位から判断するために、自社と競合の検索順位から競合性をカテゴライズして整理をしました。頑張って戦う領域と、積極的に手をだす領域を決めることが重要です。

 

 

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◆Ahrefsを使えば、データ抽出が時短できる

SEOツールの「Ahrefs」を活用すると、データ抽出時間がこれまでの15倍も短縮できます。一般的な方法で8時間かかるデータ抽出を、「Ahrefs」を使うことで30分に短縮することができます。セミナーで「Ahrefs」の実践的な活用方法について解説したところ、あっという間の作業に多くの参加者様が驚いていました。

 

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セミナー参加者様の多くがコンテンツ作成に悩まれており、改めてコンテンツ制作の質を保ちながら作業効率を上げることの重要性を感じたセミナーとなりました。


今後のセミナーでも、コンテンツマーケティングの実践的なパフォーマンス改善事例やノウハウを、マーケティングの最前線に立つ担当者からお伝えします。Webサイト運用や集客に課題を感じていらっしゃる方は、次回のセミナーにぜひお越しください。

今回の記事の詳細や、当社のコンテンツマーケティングについてご質問があれば、お気軽にご連絡ください。

 

■Ahrefsについて

Ahrefs(エイチレフス)は世界で60万人を超えるデジタルマーケティング担当者が導入しているSEO分析ツールです。自社サイトだけでなく、あらゆる競合サイトの被リンク分析(バックリンク)や検索エンジンの上位表示コンテンツ、想定流入キーワード、ソーシャルシグナル(Facebook、Twitter、Pinterestなど)、有料検索広告の出稿キーワードや広告などの把握が可能です。

 

Ahrefs日本語版ページURL http://ahrefs.jp/

「ポリモフィックアドス」宣伝会議8月号掲載のお知らせ

ブランディング動画広告アドネットワーク「PolymorphicAds(ポリモフィックアドス)」を運営する株式会社カームボールドは株式会社伊藤園(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:本庄大介)との対談企画を行い、その内容が6月30日発売の『宣伝会議』(発行:株式会社宣伝会議)8月号(P.96)に掲載されておりますので、お知らせいたします。

 

“なぜ、伊藤園はプロモ―ションに「ポリモフィックアドス」を選んだのか?”と題して、ブランドセーフティを重視するPOLYと、動画活用の可能性について紹介いただいております。

 

是非お手に取ってご覧ください。

 

AdverTimes(アドタイ):https://www.advertimes.com/20170706/article254252/

[少人数無料セミナー] 【バズ動画×戦略的PR展開】何倍もの費用対効果を生み出すPR戦略メソッド! ~プロモーション効果を倍増させるためのコミュニケーション戦略~

株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一、以下「当社」)は、バズ動画専門の制作会社である株式会社ファニムビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中道 一将)と共同で、バズ動画のプロモーション効果やバズ動画を活用した戦略的PRメソッドを解説する、少人数制の無料セミナーを 2017年7月26日(水)に開催します。

 

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当日は、バズ動画の売上貢献事例、プロモーション効果を高めるための戦略的PR展開について解説します。また、初めてバズ動画やWeb PRに取り組む方の役に立つ参加者特典もご用意しています。

 

■セミナーの概要

この数年ソーシャルメディアがインターネット上のインフラとして完全に定着したことで、あらゆる情報がWebメディアとソーシャルメディアを横断しながら生活者に届くようになりました。そうしたなかで、現在注目を集めているプロモーション手法がバズマーケティングです。多くの広告主が広告戦略に苦戦する一方で、バズマーケティングによって飛躍的に露出を高め、費用対効果の良い成果を上げている企業が増えています。当社でも、バズマーケティングを始めとした戦略的PR展開の可能性と効果を実感し、最近、特に力を入れている領域です。

 

今回のセミナーは、PRのご担当者のみならず、広告による売上やブランド知名度の向上に難しさを感じているご担当者にもおすすめのセミナーとなっております。当日は、バズ動画やWeb PRに取り組みたいと考えている方に役立つ参加者特典もご用意しております。

 

【セミナー参加で得られるもの】

・PR戦略の考え方

・広告施策とPR戦略の違い

・PR戦略の期待効果

・バズ動画の考え方

・バズ動画の作り方 など

 

■セミナー詳細

開催日時

2017年7月26日(水)15:00~17:00(14:30開場)

開催場所

株式会社フルスピード セミナールーム

 TEL

03-5457-7709

アクセス

東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8F
 

・JR渋谷駅(渋谷マークシティを抜けて徒歩 2 分)、

 

・京王井の頭線神泉駅(徒歩 4 分)

マップ

http://www.fullspeed.co.jp/about/map.html

定員

10名(応募者が多数の場合には先着順とさせていただきます。)

参加費  

無料

 

参加要件:

下記のようなお悩みを持つWebサイトを運営する企業の経営者・運用責任者・運用担当者及び、そのような企業を多数サポートしている広告代理店の方

・Webプロモーションの効果向上を模索している

・費用対効果の高いWebプロモーションを探している

・バズ動画に興味を持っているが効果や手法がわからない

・ソーシャルメディアを活用した効果的な施策を探している

 

※当社の同業にあたる企業様はお断りさせていただく場合があります。

 

申込方法: 下記お申し込みフォームよりオンラインでお申し込みください。

申込締切: 2017年7月24 日(月)19:00 まで

主催:     株式会社フルスピード

 

お申し込みページ

https://contents-mk.fs-site.net/seminar/20170726

 

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セミナー紹介

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[少人数無料セミナー]

 【バズ動画×戦略的PR展開】何倍もの費用対効果を生み出すPR戦略メソッド!

~プロモーション効果を倍増させるためのコミュニケーション戦略~

 

■プログラム概要

【第1部】バズ動画の効果と考え方

・バズ動画の成功事例

・バズ動画で蔵が建つほど来場者が増えたお寺の話

・バズ動画の売上貢献

・バズ動画の企画方法

・バズりやすいネタとは?

・バズ動画で絶対にやってはいけないこと

 

【第2部】バズを促進させるPR戦略の考え方

・今、PR戦略が必要な理由

・バズをPR観点で可視化

・世の中の空気を醸成するために必要なこと

・バズを促進させるPR戦略の組み立て方

・年間ロードマップの立て方

など

 

※講演内容は若干変更になる場合があります。

 

■講師

株式会社フルスピード

プランニング部 マネージャー 川口 健作

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2014年のフルスピード新卒入社以降、SEO、SNS、運用型広告を中心としたWebプロモーションのコンサルティングを行う。2016年より動画マーケティングに従事。2017年現在、Web PR、動画マーケティング、SNS、コンテンツSEOを統括する部署にてコンテンツマーケティングに携わる。旅行会社から介護業界まで幅広くコンテンツマーケティング支援を行う。

 

株式会社ファニムビ

代表取締役 中道 一将

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1980年生まれ、37歳。株式会社ファニムビ代表。お笑い芸人バイきんぐ西村瑞樹を起用した「熱海温泉で不倫に失敗した建築会社社長」や「カナダ留学に行ったらブスになった少女のその後」「前代未聞のお寺のCM」「もしもこの世のすべてのイケメンが薄毛なら」「空気読めない人を100人集めてみた」など、SNSで話題となったバズ動画の企画・演出を手掛ける。

 

以上