経営戦略室 のすべての投稿

BtoB最新デジタルマーケティングセミナー ~企業ターゲティング広告とMA活用で実現!見込み顧客獲得から育成・商談獲得~

2018年2月28日

 

株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一、以下「当社」)は、SATORI株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:植山 浩介)と共同で、「BtoB最新デジタルマーケティングセミナー~企業ターゲティング広告とMA活用で実現!見込み顧客獲得から育成・商談獲得~」と題した無料セミナーを 2018年3月14日(水)に開催します。

 

satorifullspeed20180228

セミナー概要

インターネットの普及などにより、見込み顧客は担当営業に会う前に自らデジタルで情報収集し、比較検討するようになりました。このような見込み顧客の行動の変化に合わせて、デジタルマーケティングを強化するBtoB企業が増加傾向にあります。BtoB商材は、狙ったターゲットに情報を届けることが難しく、数カ月~数年と購入までの期間が長いという特徴があります。そこで、限られたターゲットに継続的に接点を持ち続けるために、ウェブ集客や業種・企業を絞った広告、非対面コミュニケーションの仕組み化といった施策を有機的に連動させることが、デジタルマーケティングの成果を最大化させるうえで重要になります。そこで、今回は「接点のないターゲット企業へのアプローチ」「自社ウェブへの集客」「ロイヤルカスタマー情報のMA活用」といったBtoBデジタルマーケティング最新事例をご紹介します。

 

お申し込みページ

https://satori.marketing/events/seminar-20180314/

 

プログラム

〇第1部【集客型コンテンツ】

BtoBマーケティングの基本はまず集客型コンテンツから!

~検索を意識したコラムコンテンツ制作による、見込み顧客のサイト流入~

 

リード獲得から受注までのリードタイムの長いBtoB。

その初回接触だけでなく、発注前の再確認にも有効なWEBのコラムコンテンツ。

Googleのアルゴリズムを意識した集客型コラムコンテンツ制作のノウハウについて、

事例とともに紹介いたします。

 

〇第2部【DSP (Demand Side Platform)広告】

BtoBマーケティング特化型のDSPを活用した、アウトバウンド施策

 

BtoBマーケティングにおいて、ターゲットを明確に絞りアプローチを行うことが

非常に重要なポイントとなっています。

短期間で大きな母数を獲得できるアウトバウンド施策において、

企業IPアドレスを基にアプローチを行う「オフィスターゲティング」が注目されています。

本セミナーでは、ADMATRIX DSPで何ができるのかを事例と共にご紹介いたします。

 

〇第3部【マーケティングオートメーション】

ロイヤルカスタマー情報を利用した新規顧客開拓

~国内スタートアップ企業が取り組んだMA最新活用事例~

 

見込み顧客との接点の大半がデジタルになり、非対面コミュニケーションや新規商談発掘の仕組み化に

取り組むBtoB企業が増えてきています。しかし、いざツールを導入しても実態はこれまでと変わらない属人的な施策に留まっている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、MA最新活用事例として、ロイヤルカスタマー情報の効果的活用をテーマに、どのように集客や新規顧客開拓に活かしたのか、どのようなデジタルテクノロジーを活用したかといった具体的手法をご紹介します。

 

開催概要

 

開催日時

 

 

3月14日(水)15:00~17:10(受付開始14:30~)

 

 

会場

 

 

株式会社フルスピード セミナールーム

東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8F

 JR渋谷駅(渋谷マークシティを抜けて徒歩2分)

 京王井の頭線神泉駅(徒歩4分)

マップ

http://www.fullspeed.co.jp/about/map.html

 

 

定員

 

 

20名(応募者が多数の場合には抽選となります)

 

 

受講料

 

 

無料

 

 

申込方法

 

 

下記お申し込みページよりオンラインでお申し込みください

https://satori.marketing/events/seminar-20180314/

 

 

申込締切

 

 

2018年 3月12日(月)19:00 まで

 

 

主催

 

 

株式会社フルスピード、SATORI株式会社

 

 

対象

 

コンテンツマーケティングやDSP、マーケティングオートメーションにご興味をお持ちの方

BtoB企業でデジタルマーケティングの効果を最大化させたい方

 

セミナー紹介

 

【講師】

<第1部>

株式会社フルスピード

コンテンツマーケティング事業部 コンテンツマネジメント部 マネジャー 川口 健作

image

2014年のフルスピード新卒入社以降、SEO、SNS、運用型広告を中心としたWebプロモーションのコンサルティングを行う。2016年より動画マーケティングに従事。2017年現在、Web PR、動画マーケティング、SNS、コンテンツSEOを統括する部署にてコンテンツマーケティングに携わる。旅行会社から介護業界まで幅広くコンテンツマーケティング支援を行う。

 

<第2部>

株式会社フルスピード

アドテクノロジー事業部 プロダクトセールス部 吉留 礼華

 

2018IMG_8125

 

1992年、滋賀県生まれ。2015年、株式会社フルスピードに新卒採用として入社。

アドテクノロジー事業部の運用者として、ADMATRIX DSPの運用を行う。

月に30件以上のアカウントを運用し、プランナーとして広告主様の配信構成の考案、シミュレーション作成も担当。

 

<第3部>

SATORI株式会社 代表取締役 植山 浩介 氏

 

ueyama_prof-405x405

デジタルマーケティング業界にて20年に渡り、エンジニアリング・マーケティング・会社経営に従事する。その苦労から「製品を売ることはもちろんのこと、人材や会社を活かすためにも、経営者によるマーケティングへのコミットが重要である」ことを痛感し、「全ての組織にマーケティング活動を根付かせる」ことをビジョンとしたSATORIを設立。

現在は「マーケティングオートメーションに関するセミナー」を担当しており、過去半年でセミナー50回、計1,000名以上の参加者を迎えている。

 

※講演内容は若干変更になる場合があります。

 

 

お申し込みページ

https://satori.marketing/events/seminar-20180314/

カラダファクトリー様の導入事例インタビューを公開しました

2018年2月27日

 

当社のWebコンサルティングサービスの導入事例として、「カラダファクトリー」を運営する株式会社ファクトリージャパングループ様の事例を公開しました。フルスピードのWebコンサルティングサービス(コンテンツマーケティングなど)を導入した決め手や、今後の展開についてのお話をお聞きしました。

 

導入事例はこちら: http://growthseed.jp/special/interview-karada39

 

株式会社ファクトリージャパングループについて

国内・海外で290店舗以上を展開するトータルボディケアサロン「カラダファクトリー」を通じて培ったノウハウを基盤に、スポーツ事業や教育事業、ソリューション事業、海外事業等にも進出。「健康意識の改革」を合言葉として、お客様の期待を超える感動体験を提供し続けることをミッションとしています。

事業概要:整体サロン運営・整体師、セラピスト、スポーツトレーナー、スタジオインストラクター養成施設運営・整体師派遣業務・健康関連商品の販売・フランチャイズ事業・スパサロン運営

URL:https://karada39.com​

「ADMATRIX DSP」がスマホ動画アドネットワーク「PolymorphicAds」 との接続で、ブランドセーフティー重視の動画広告配信を開始

2018年2月26日

~良質メディアをホワイトリスト選択して、ターゲット含有率の高い広告枠をプランニング~

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)が開発するディスプレイ広告配信プラットフォーム「ADMATRIX DSP」は、子会社の株式会社カームボールド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)が提供するスマートフォン向けブランディング動画配信プラットフォーム「PolymorphicAds(ポリモフィックアドス)」と連携し、ブランドセーフティーを重視した動画メディアへの配信を開始しました。

 

20180226001

 

カームボールド社はスマートフォン向け動画アドネットワーク事業を担う当社の戦略的子会社で、企業のブランディングに特化した動画広告ネットワーク「PolymorphicAds」を展開しています。アドネットワークの広告配信先を開示し、ユーザー体験を阻害しない独自の広告フォーマットを開発するなど、広告主のブランドセーフティーを重視した分析とサービス開発を行っており、ユーザーとの正しいコミュニケーションの中でブランディングを最大化させるプロモーションを提供しています。

 

また、広告主様のブランド毀損につながる恐れのあるコンテンツへの広告配信や、不正インプレッション(広告表示)などが世界的な問題となるなか、「PolymorphicAds」はデジタルメディアの品質評価・広告検証事業における第三者機関として世界的リーディングカンパニーであるインテグラル・アド・サイエンス・ジャパン株式会社(IAS)によるビューアビリティー計測を提供し、広告主の広告毀損リスクへの対策を強化しています。

 

今回の連携により、「ADMATRIX DSP」がBtoBマーケティングにおいて強みとしていた「オフィスターゲティング」のPC向けアプローチ(主に勤務中)に加えて、「PolymorphicAds」の動画広告によるスマートフォン向けアプローチ(主に通勤・帰宅中)まで網羅できるようになります。潜在ユーザーの認知拡大と顕在ユーザーのファン化によるブランディングを形成することで、ユーザーの態度変容を促進します。

今後も「ADMATRIX DSP」は『見てほしい人に届く広告』を実現するため、アドテクノロジーの追求と発展に貢献してまいります。

 

伊藤園様の動画活用事例

株式会社伊藤園様の「TEAs’TEA」新シリーズ「ほうじ茶ラテ」発売時に、PolymorphicAdsによる動画広告のキャンペーンを展開。担当者様からのご意見をお聞きしました。

 

・選んだ背景

「ターゲットに設定した女性イノベーター層を明確にしながら、ユーザーの心理を阻害することなく、広告をポジティブに届けることのできる点が大きな魅力でした」

 

・実施して感じた魅力

「視聴完了率を動画施策のKPIのひとつに設定していましたが、ポリモフィックアドスを利用し、非常に有効な数値が出ました」「媒体先によって成果が異なることもわかり、次の施策につながる」「実際に狙った人たちに響くかどうか見極めていけるので、仮説検証を基に、次の施策に向けて改善していけるのがとても魅力的」

 

担当者様とPolymorphicAdsの対談内容はこちらからご覧ください。

https://www.advertimes.com/20170706/article254252/

 

PolymorphicAdsについて

ブランディングに特化したスマートフォン向けの動画広告ネットワークを展開。広告主様に広告の配信先を開示し、ユーザー体験を阻害しない独自の広告フォーマットを開発するなど、ブランドセーフティを強みとした動画広告配信プラットフォームです。

polymorphicads_logo_type02

https://www.polymorphicads.jp/

 

ADMATRIX DSPについて

国内最大級となる月間2,000億インプレッションの広告配信在庫量を持ち、BtoBマーケティングに強みを持つディスプレイ広告配信プラットフォームです。広告配信機能の一つである「オフィスターゲティング」は特定の企業・業種のターゲティングが可能で、国内企業のBtoBマーケティングに特化した支援を行っています。さらに動的IPアドレスの特定技術「DOI」を国内で初めて開発するなど、独自視点の技術を強みとしています。

logo

https://www.admatrix.jp/dsp/

 

フルスピード共催、フリービット主催のビジネスコンテスト 「freebit biz challenge COMPETE2017」結果発表

2018年1月31日

20180131001

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、親会社のフリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 伸明)が主催し、株式会社ギガプライズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 梁瀬 泰孝)および株式会社フォーイット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉澤 竹晴)との共催で、ビジネスコンテスト「freebit biz challenge COMPETE2017」を開催し、このたび受賞者を決定いたしましたのでご報告いたします。

 

多数のエントリーの中から厳正なる審査を重ね、1月30日(火)に最終審査となるファイナリストのプレゼンテーションが行われました。プラチナ賞、金賞、銀賞の各受賞者は以下のとおりです。

 

■ プラチナ賞

20180131002

 

 

受賞者

チーム名:RAFT

代表者:栗本 憧さん(東京工業大学大学院物質理工学院材料系)

プラン

『Chemparison 〜KAGAKUのKAKAKUを最先端に〜』

~試薬の比較サイト~

褒 賞

事業準備金1,000万円

 

 

■ 金賞

20180131003

 

受賞者

チーム名:井出飛悠人

代表者:井出 飛悠人さん(玉川大学農学部)

プラン

『農機シェアリング』

~農機シェアプラットフォーム~

褒 賞

賞金30万円

 

 

■ 銀賞

20180131004

 

受賞者

チーム名:フリーワーク

代表者 :小川 嶺さん(立教大学経営学部)

     中村 真也さん(法政大学経営学部)

プラン

『空き時間でヘルプに入ろう』

~短時間アルバイトマッチングサービス~

褒 賞

賞金10万円

 

 

「freebit biz challenge COMPETE」について

起業家マインドを持った高校生や大学生等の育成とそのビジネスプランの事業化支援を目的に、ビジネスプランの審査・評価だけに止まらず、起業や事業化に必要な知識や事業化の機会を提供する共創型ビジネスコンテストです。

フリービットグループでは、「freebit biz challenge COMPETE」を通じて次世代を担う起業家の育成と日本経済の発展に繋がるビジネスの創出を、積極的に支援してまいります。

 

以上

 

freebit biz challenge COMPETE2017に関するお問い合わせ

フリービット株式会社 freebit biz challenge COMPETE2017 事務局

公式サイト:http://cmpt.freebit.com

Mail: fb-compete@freebit.net

 

【開催レポート】海外SNS活用の成功は事前調査と戦略で決まる!

2018年1月26日

 

2017年11月29日(水)に『海外SNS活用の成功は事前調査と戦略で決まる! ~現地ソーシャルリスニング分析から学ぶ、リアルなSNS活用戦略とは?~』と題したソリッドインテリジェンス株式会社様との共催セミナーを行いました。海外向けSNSプロモーションを成功させるポイントを、豊富なSNS運用とソーシャルリスニング分析の実績を持つ両社の実例をもとに解説しました。当日のセミナー内容の一部をご紹介いたします。

 

■セミナー目次

 

【第1部】

海外ソーシャルメディア分析からわかること

・海外ソーシャルメディア、SNSとは

・国毎によって異なるソーシャルメディア

・ソーシャルメディア分析でわかること

・事例紹介

 

【第2部】

グローバルSNS Facebook/Instagramの海外向け運用ノウハウ

・世界のSNS動向とFacebook/Instagram

・Facebook/Instagramの基礎から活用方法

・日本企業の海外Facebookアカウント運用事例

 

■セミナー内容

 

第1部 海外ソーシャルメディア分析からわかること 

 

ソリッドインテリジェンス株式会社 代表取締役社長 丸野 敬 氏

 

2017112901

 

第1部では、ソーシャルメディアの定義や概要と、海外向けSNS活用におけるソーシャルリスニング分析の重要性を解説しました。

 

ソーシャルメディアとは

ソーシャルメディアは以下のように定義されます。

 

2017112902

 

ソーシャルメディアは、インターネット上で不特定多数の人が情報を交換し拡散されていく、双方向のコミュニケーションが可能なメディアです。さらに、ニュースメディアやブログ、YouTubeなど閲覧者が制限されないオープンなサービスと、FacebookやTwitter、Instagramが代表する会員制・招待制のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に分けられます。ソーシャルメディアは消費者であるユーザーからの情報発信で成り立っており、やり取りされる情報は消費者インサイトと捉えることができます。

 

◆海外のソーシャルメディア分析の必要性

2016年には訪日外国人観光客数が過去最高の2,400万人を超え、2017年はそれをさらに上回る2,800万人となる見込みです。東京五輪開催の2020年に向けて拡大し続ける訪日インバウンド市場のPR施策として、観光客の情報発信源、収集源として活用されるソーシャルメディアは必要不可欠になりつつあります。そのような中で、訪日インバウンド向けプロモーションを成功させるには、海外のソーシャルメディアの使い方や流行、外国人観光客のリアルな声などの様々な情報を分析し、それに基づいた施策を行う必要があります。また、世界で利用されているソーシャルメディアは国ごとにそれぞれ異なるため、ターゲットとする国に合わせた情報収集を行うことが重要なポイントです。

 

2017112903

 

 

◆海外ソーシャルリスニング分析の使われ方

 

2017112904

 

国外のソーシャルビッグデータを分析することで、日本国内のデータだけではわからないさまざまな情報を得ることができます。このデータを基にプロモーション戦略を立てることが成功の大きなカギとなります。

 

2017112905

 

国によって文化や宗教、流行が大きく異なるようにターゲットとする国ごとに効果的なプロモーション方法も変わります。海外向けのマーケティングを成功させるには、現地のソーシャルメディアの使い方や流行などをソーシャルリスニングでしっかり分析をして、十分な情報を集めたうえでプロモーション戦略を立てることが重要です。

 

 

第2部 グローバルSNS Facebook/Instagramの海外向け運用ノウハウ

 

コンテンツマーケティング事業部 事業部長 米村 一精

 

 

2017112906

 

第2部では、世界のSNS動向やFacebook・Instagramの実践的な活用方法についてお話ししました。

 

世界のSNS動向

2017112907

2017112908

Facebookは現在のところ、世界のほとんどの国で一番使われているSNSです。二番手としてInstagramの利用者が急激に増えている傾向があります。FacebookとInstagramは日本での利用率も高く、なじみのあるSNSです。しかし海外向けのPR施策として活用するには、媒体の特徴を理解したうえで、ターゲットとする国に合わせた情報発信をしていく必要があります。

 

2017112909

国により人気のコンテンツや「いいね!」やコメントのような反応の付き方は大きく異なります。例を挙げると、投稿に対して「いいね!」、やコメントがつきやすい国は、日々のタイムライン更新をはじめとする運用をメインにしています。一方で「いいね!」やコメントが付きにくい傾向のある国では、広告配信の比率を高めた運用にするなど、国ごとにアプローチの方法を変える必要があります。

2017年現在の各国の利用状況や傾向を踏まえると、効果的にアプローチできる媒体は上図のように分けることができます。発信したい情報の内容によっても変わりますが、東/東南アジア圏はFacebook、中東圏はInstagramが適していると言えます。

 

具体的な活用方法

 

2017112910

続いて、FacebookとInstagramについてそれぞれ具体的にどのように運用していけば良いのかを解説しました。

 

Facebook

Facebookの機能にはサイト誘導やショップ機能、メッセンジャーでのやり取りなど、そのまま購入や来店に向けて活用できるものが多いです。また、エッジランクという表示ロジックがあるため、投稿本数より、いかにユーザーに反応してもらえるかを重視した運用が成功の手がかりになります。。

 

Instagram

投稿コンテンツが写真や動画メインのため、ビジュアルや世界観重視のInstagramは、ハッシュタグをうまく活用してユーザーによる投稿を集めることができれば、効率良く認知拡大に繋がります。。アカウントのコンセプトを明確にし、企業イメージが伝わるようなブランディングメインの運用が求められます。

 

2017112911

 

ユーザーから良い反応を得るためには、まず目に留まるような画像で興味を引く必要があります。また、内容によって投稿時間を変えるだけで投稿への反応は大きく変わります。さらに簡潔で読みやすい文章を添えるようにしましょう。これらのポイントを網羅した投稿で企業の魅力を発信していくことがInstagram運用の重要なポイントです。

 

まとめ

FacebookとInstagramは世界的にも利用率が高く、訪日インバウンドに効果的なアプローチができるSNSです。しかし、国によって投稿に対する反応や人気のカテゴリは大きく異なるため、日本国内と同様の運用方法では効果的にPRすることができません。盛り上がりを見せる訪日インバウンド市場で成功するには、国ごとの背景や文化、流行に合わせた運用でファンを獲得し、顧客化していくことが重要です。

 

このほかにも、実際の導入事例や運用事例を公開しながら、海外向けSNS活用の具体的なポイントなどについて詳しくお話ししました。

 

今回のセミナーおよび当記事の詳細や、当社の海外向けプロモーションについてご質問があれば、お気軽にご連絡ください。

フルスピード上海、WeChat(微信)の広告メニューを2月から国内販売開始

2018年1月18日

 

~中国企業との協業によって公式アカウントがなくても中国市場での広告配信が可能に~

 

インターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)の中国法人で、中国市場向けにSEM事業とSNS事業を展開する上海赋络思广告有限公司(本社:中国上海市、董事長総経理:兼松大仁、以下「フルスピード上海」)は、中国ソーシャルメディアマーケティング事業とWeb広告事業を手がける上海可龙劳斯实业有限公司(本社:中国上海市、董事長総経理:水野高宏)との協業および共同開発により、日本国内の中小企業様向けに独自の配信メニューを含めたWeChat(微信:ウェイシン)広告サービスを2018年2月より提供開始します。

 

wechat_bannar_a

 

WeChat(微信)は中国大手IT企業のテンセント(騰訊)が運営する中国最大の無料インスタントメッセンジャーアプリです。現在までに利用アカウント数は約13億件、月間アクティブユーザーは約6億ユーザー、一日平均使用時間は約94分、一日平均起動回数は約11回という、中国において最大のシェアを誇る大人気SNSアプリです。インスタントメッセンジャーのほか、音声と動画呼び出し、モーメンツ、写真の共有やゲームまで網羅しており、メッセンジャー機能とSNS機能の融合が特徴です。また、決済サービスのWeChat Payは中国国内の決済インフラとしても欠かせない存在です。WeChat(微信)は、まさに現在の中国人の生活に欠かせないコミュニケーションツールと言えます。

 

このたびフルスピード上海は、日本国内の企業がWeChat(微信)を活用して中国人ユーザーに直接アプローチできるように、3つの広告メニューを販売開始します。

 

広告メニュー

1. モーメンツ広告(朋友圈広告)

2. 公式アカウントバナー広告(公众号バナー広告)

3. 公式アカウント記事広告(公众号記事広告)

 

モーメンツ広告(朋友圈広告)

WeChat(微信)のさまざまなユーザーデータを駆使して、精度の高いターゲティング機能と「人」をターゲットにした直接的なアプローチを実現させたターゲティング広告です。独自メニューとして、特定の大規模公式アカウント(大公众号:10,000人以上のフォロワーがいる公式アカウント)のフォロワーに限定した広告配信が可能です。画像と動画フォーマットに対応しています。

 

公式アカウントバナー広告(公众号バナー広告)

WeChat(微信)のさまざまなユーザーデータを駆使して、精度の高いターゲティング機能とユーザーの「興味・関心」を主軸にした効率的なターゲティングを実現するバナー広告です。独自メニューとして、アクティブなユーザーに限定した広告配信が可能です。画像と動画フォーマットに対応しています。

 

公式アカウント記事広告(公众号記事広告)

WeChat(微信)の大規模公式アカウント(大公众号)に配信する、ターゲティング精度の高い記事広告です。独自メニューとして、アクティブなユーザーに限定した広告配信が可能です。


上記のなかでも「モーメンツ広告(朋友圈広告)」は、フルスピード上海と上海可龙劳斯实业有限公司が共同開発した独自のターゲティング配信メニューによって、WeChat(微信)の大規模公式アカウント(大公众号)のフォロワーに限定した配信を実現しました。WeChat(微信)公式アカウントを開設していない日本国内の企業は、フルスピード上海を通してのみ利用が可能です。この新たな配信方法によって、これまで公式アカウントの記事広告を見ていなかったフォロワーに対しても直接的なアプローチをすることが可能になります。

 

特別価格プラン

今回のWeChat(微信)広告メニューの販売開始にともない、先着5社限定の特別価格プランをご提供します。ご検討される方は下記の問い合わせ先までご連絡ください。担当者よりご案内いたします。

 

対象:申し込み先着5社限定

最低出稿金額:85万円~ ※為替相場により変動する場合があります

 

背景と概要

2016年の訪日外国人観光客数は過去最高の2,400万人を超え、2017年には2,800万人を突破する見込みです。それにともない訪日外国人観光客の消費額も増加し、訪日インバウンド市場は東京五輪開催の2020年に向けてますます盛り上がりを見せています。訪日外国人観光客数を国別に見てみると、1位中国、2位韓国、3位台湾、4位香港と中華圏が上位を占めており、特に中国のシェアが大きいことがわかります。

 

中国人へのアプローチにWeChat(微信)の活用は必要不可欠ですが、日本の中小企業にとってWeChat(微信)公式アカウントの開設や高額の出稿費用はハードルが高く、一部の企業しか参入できていませんでした。

 

フルスピード上海は上海可龙劳斯实业有限公司との協業により、日本国内の企業がWeChat(微信)の公式アカウントを開設しなくても広告配信ができるようにしました。また特別価格メニューとして、最低出稿費用を85万円からという低価格帯でご提供できるようにいたしました。なお、中国に法人を持たない日本企業のWeChat(微信)公式アカウントの取得代行や、運用代行サービスも提供可能です。

 

WeChatと微信の違い

日本で一般的に「WeChat(ウィチャット)」と呼ばれるサービスは中国国外のアプリを示し、中国国内のアプリを正式には「微信(ウェイシン)」と呼びます。どちらもテンセントが運営するアプリですが、WeChatは微信と比べ、多くの機能が制限されています。中国国外からWeChatアカウントを開設することはできますが、中国国内向けの微信アカウントを開設することはできません。フルスピード上海は微信を通した中国国内ユーザーへのアプローチが可能なため、WeChatのような機能制限はありません。

 

日本ではWeChatと微信を区別せずWeChatと呼ぶことが一般的であるため、上記では「WeChat(微信)」と表記しています。

 

 

フルスピード上海 会社概要

会社名    :上海赋络思广告有限公司(フルスピード上海)

設立       :2012年8月23日

代表者    :董事長総経理 兼松大仁

所在地    :中国上海市古北路678号 同诠大厦2101室

資本金    :300万人民元

事業内容 :中国市場向けSEM事業およびSNS事業

URL        :http://www.fullspeed-cn.com

【開催レポート】2017年11月15日開催 BtoB向けコンテンツマーケティングセミナー

2018年1月15日

 

2017年11月15日(水)にBtoB向けコンテンツマーケティングセミナー「記事コンテンツを顧客獲得につなげる方法!ユーザー行動理解とSEO対策にBtoBならではのポイントが?」を開催しました。集客につながるコンテンツの作成方法を中心に、集客したユーザーをコンバージョンに結び付けるための施策などを解説しました。当日の内容の一部をご紹介いたします。

 

■セミナー目次

・BtoBビジネスでの顧客を獲得するコツ

・記事コンテンツをアクセスアップにつなげるコツ

・記事コンテンツを顧客獲得につなげるコツ

 

■セミナー内容

コンテンツマネジメント部 マネージャー 川口 健作

 

kawaguchisan

 

◆BtoBビジネスでの顧客を獲得するコツ

 

はじめに、顧客を獲得する方法にはどのようなものがあるかを確認しました。

 

スライド10

 

BtoB企業の場合は、はじめからリードの精度を高めることは難易度が高いため、まずは「リーチの拡大」を優先しましょう。

BtoBサービスの導入を検討するユーザーは、企業のWebサイトを最も情報収集に使用しています。検討段階のユーザーから必要とされる記事型コンテンツを作成することで、リーチの拡大を実現することができます。

 

スライド18

 

Webサイトの流入を増加させる施策のうち、当社が推奨しているのがコンテンツSEOです。コンテンツSEOはユーザーが知りたい「役に立つ情報」をWebサイトに展開して、自然検索からの流入を増加させるSEO手法の一つです。

コンテンツ(情報)をサイトに掲載することで、自然検索流入が次第に増加します。また、流入効果が長期間持続するため、広告施策と比較してもコンテンツSEOは費用対効果に優れているといえます。

 

また、コンテンツSEOはBtoB企業との相性が良いとされています。その理由は下記の3つです。

 

・BtoBマーケティングでは、Webサイトを閲覧し検討するフェーズが成約に大きく影響する。

・リードタイムが長いBtoBマーケティングにおいて接触頻度を高めることができる。

・成約に結びつきそうなユーザーを意識した集客ができる。

 

セミナー資料_171115_BtoBコンテンツSEOセミナー29

 

◆記事コンテンツをアクセスアップにつなげるコツ

 

つぎに、当社の事例を交えながらコンテンツSEOによるアクセスアップのコツをお伝えしました。コンテンツを作成する際は、Googleの最新アルゴリズムを理解し、SEO要件を満たすことが重要です。

 

特に記事コンテンツの作成の際は、共起語(対象キーワードと文章中で頻繁に用いられるキーワード)を網羅し、ユーザーインテント(検索意図)にマッチした記事を作成することを意識しましょう。

 

スライド55

 

◆記事コンテンツを顧客獲得につなげるコツ

 

最後に、当社のコンテンツSEO事例の中でも特にCV獲得が増加したものをご紹介し、その要因と間接的なCV数を評価する方法をお伝えしました。顧客獲得につながる記事コンテンツにするには、ターゲットを詳細に設定し、記事コンテンツのカテゴリを見直すことで、より確実な集客に繋げましょう。

 

スライド103

 

2017年9月に開催したBtoB向けコンテンツマーケティングセミナーの第2弾として開催した本セミナーですが、今回もBtoB企業の集客や顧客獲得に悩む多くの方にご参加いただきました。

 

今後もセミナーを開催し、コンテンツマーケティングのノウハウや事例を、当社で活躍している担当者からお伝えする予定です。Webサイトの運用やその集客に課題を感じている方は、是非次回セミナーにお越しください。

 

今回のセミナーおよび当記事の詳細や、当社のコンテンツマーケティングについてご質問があれば、お気軽にご連絡ください。

【BtoB企業向けセミナー】BtoBマーケティング、DSP国内No.1のフルスピードが実践する インバウンド・アウトバウンド施策を活用したABM時代のリード獲得術! ~BtoBならではのコンテンツ制作術と広告最新手法をご紹介~

2017年12月20日

 

 

セミナーデータ201712191200

 

株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一、以下「当社」)は、「BtoBマーケティング DSP国内No.1のフルスピードが実践するインバウンド・アウトバウンド施策を活用したABM時代のリード獲得術!」と題した無料セミナーを 2018年1月17日(水)に開催します。

当日は、集客につながるコンテンツの制作方法から最新のBtoB向けターゲティング広告手法までご紹介し、集客したユーザーをいかにリード獲得にまで結び付けるかを解説します。

 

■セミナーの概要

インターネットやスマートフォンの登場により、ユーザーは自ら情報を収集し、比較、決定ができるようになりました。このようなユーザー行動の変化に合わせて、高度経済成長期から主流となっていた電話営業のような属人的な施策から、デジタルマーケティングを最大限に活用したリード獲得に切り替える企業が増えています。特にBtoB商材のマーケティングでは、狙ったターゲットに情報を届けることが難しく、購入決定までの期間が長く何度もユーザーに接触する必要がある、などの課題が共通しています。そこで重要になるのが、インバウンド・アウトバウンドマーケティング施策を有機的に連動させてデジタルマーケティングの成果を最大化させることです。

しかしながら、まだまだ多くの企業がデジタルマーケティングに苦戦し、従来の属人的な施策に頼らざるを得ない状況があるのも事実です。

今回のセミナーは、BtoB商材ならではのインバウンド・アウトバウンドマーケティング施策についてのポイントや最新手法を当社の事例を交えながらお伝えします。

 

お申し込みページ

https://contents-mk.fs-site.net/seminar/20180117

 

【セミナー参加で得られるもの】

 ・BtoB企業に有効なマーケティングの基本戦略

 ・最近のGoogleアルゴリズムの傾向

 ・質の良い見込み客を集客するための方法

 ・BtoBマーケティングの成功事例

 ・見込み客を獲得につなげる方法 など

 

 

■セミナー詳細

開催日時:   2018年1月17日(水)15:00~17:00(14:30開場)

開催場所:   株式会社フルスピード セミナールーム

TEL:    03-5457-7709

アクセス:   東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8F

                 ・JR渋谷駅(渋谷マークシティを抜けて徒歩 2 分)、

                 ・京王井の頭線神泉駅(徒歩 4 分)

マップ:      http://www.fullspeed.co.jp/about/map.html

定員:         10名(応募者が多数の場合には先着順となります)

参加費:      無料

参加要件:   Webサイトを運営する企業の経営者・運用責任者・運用担当者

                  ※同業の方のご参加はご遠慮いただいております

申込方法:   下記お申し込みフォームよりオンラインでお申し込みください。

申込締切:   2018年1月15日(月)19:00 まで

主催:         株式会社フルスピード

 

お申し込みページ

https://contents-mk.fs-site.net/seminar/20180117

 

セミナー紹介

 

講師:        

株式会社フルスピード

コンテンツマーケティング事業部 プランニング部 マネジャー 堤 祐紀

堤さん写真

1986年、新潟県生まれ。2009年、フルスピードへ入社。SEO/SEMを中心に営業活動を経て、現在は代理店営業を行う。幅広い業種業界のクライアントを担当し、これまでに大手美容予約サイト、大手脱毛サロン、大手ジムなどのWebプロモーションの実績がある。現在はコンテンツマーケティングの領域で、コンテンツSEO、SNSマーケティング領域のプロモーションに従事。

 

 

アドテクノロジー事業部 プロダクトセールス部 マネジャー 永田 好伸

nagata

1987年、東京都生まれ。2011年、株式会社フルスピードに中途入社。SEO/SEMを中心とした営業活動を経て、様々な業界・業種の広告主様へWebコンサルティングのサービスを提供。2015年アドテクノロジー事業部の立ち上げメンバーの一人であり、現在は代理店事業を中心に従事している。

 

 

 

【プログラム概要】

  • BtoBデジタルマーケティング活用の実態
  • BtoBビジネスにおけるコンテンツマーケティングの有効性
  • BtoBビジネスでコンテンツSEOを実施する際のコツ
  • BtoBビジネスにおけるコンテンツSEO成功事例
  • BtoBにおけるデジタルマーケティングのリード獲得施策
  • BtoBマーケティングを得意とするADMATRIX DSP
  • ADMATRIX DSPの成功事例

 

※講演内容は若干変更になる場合があります。

日経新聞社「伸びる会社MIDDLE200」でフルスピードが「広告」部門2位に

2017年12月19日

 

アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)は、日本経済新聞社による新興5市場上場の中堅企業を対象とした成長力ランキング「伸びる会社MIDDLE200」(2017年12月13日時点)で、「広告」部門2位、「総合ランキング」17位になりました。

 

このランキングは、2017年11月24日時点でマザーズ、ジャスダック、地方新興市場に上場する約1,000社のうち、創業20年以内で売上高1,000億円以下の新興中堅企業199社を対象に日本経済新聞社が作成したものです。

 

日経電子版「伸びる会社MIDDLE200」(2017年4月4日公開2017年12月13日更新)

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/middle200-2017/

【開催レポート】訪日インバウンド成功のカギは、訪日外国人の半分以上を占める中華圏! 中華圏向けSNS活用インバウンドセミナー

2017年12月15日

 

2017年11月8日(水)に「訪日インバウンド成功のカギは、訪日外国人の半分以上を占める中華圏! 中華圏向けSNS活用インバウンドセミナー」を開催しました。中華圏向けのインバウンドマーケティングを成功させるためのポイントを、市場の概況やSNSの活用方法、これまでの失敗事例、成功事例などをまじえて解説しました。当日のセミナー内容の一部をご紹介いたします。

 

■セミナー目次

 

【第1部】

訪日インバウンド市場概況とWeChat/Weibo実践的な活用法

・インバウンド全体傾向と中国ネット市場

・Weibo・WeChatの基礎から活用方法

 

【第2部】

中華圏向けFacebook/Instagramの実践的な活用法

・中華圏とFacebook/Instagram

・Facebook/Instagramの基礎から活用方法

 

■セミナー内容

 

第1部 訪日インバウンド市場概況とWeChat/Weibo実践的な活用法

 

訪日ビジネス開発室 グループ長 三島 悠輔

 

03

 

第1部では、訪日インバウンド市場と中国ネット市場の傾向や、Weibo・WeChatの特徴と活用方法について紹介しました。

 

インバウンド市場の成長

スライド13

2016年には訪日外国人観光客数が過去最高の2,400万人を超え、2017年は2,800万人を突破する見込みです。それにともない訪日外国人観光客の消費額も増加し、インバウンド市場は東京オリンピック開催の2020年に向けてますます盛り上がりをみせています。訪日外国人観光客数を国別に見てみると、1位 中国、2位 韓国、3 位 台湾、4位 香港と中華圏が上位を占めており、シェアが特に大きいことがわかります。

そのような中、SNSは訪日外国人観光客の情報発信源、また収集源としてなくてはならないものになっています。特に旅行中はSNSを活発に活用し、さらに「ソーシャル映え」を意識するのは各国共通の傾向です。ですから、中華圏のインバウンドマーケティングを成功させるためには、中国ではWeibo・WeChat、台湾・香港ではFacebook・Instagramといった各国で主要となっているSNSを使ったアプローチが必要です。

 

Weibo・WeChatの特徴

まず中国の主要SNSであるWeiboとWeChatについて理解しましょう。

 

Weibo 

【特徴】

・即時に大勢のユーザーに情報拡散が可能

・中国版Twitterと表現される

【企業の活用方法】

・認知拡大、ブランディング

・商品の告知、PR

・キャンペーンの実施

 

WeChat

【特徴】

・1対1のクローズなコミュニケーション

・信用性の高いやりとりが多い

・アプリ内で決済ができる

・中国版LINEと表現される

【企業の活用方法】

・商品の販促

・O2Oマーケティング施策

・キャンペーンの実施

 

企業の活用方法

スライド35

企業がWeibo・WeChatを活用するには、まずは認知拡大と見込み客を集めるために広告やインフルエンサー、QRコードなどを使ったプロモーションを実施します。つぎに、フォロワーや商品購入者に対して定期的に情報発信を行い、ユーザーとの関係性を築き、ECへの遷移を促して既存客へ導きます。さらにメルマガやSNSでの発信で継続的な接触機会を持ち、リピーターになってもらうという流れが、中華圏のインバウンドマーケティングを成功させるためのステップの1つです。

 

スライド65

昨今、規模が拡大している中華圏のインバウンドマーケティングで成功するには、いかにSNSを活用していくかが重要になります。なかでも最も買物消費額が多い中国では、日本で馴染みのないSNSを多くの人が使っています。中国人観光客の効率的な新規顧客化とリピーター化の仕組みを作るために、メディアをよく理解し現地の文化やトレンドに合わせたSNS展開を意識しましょう。

 

第2部 中華圏向けFacebook/Instagramの実践的な活用法

 

コンテンツマーケティング事業部 事業部長 米村 一精

 

07

 

第2部では中華圏におけるFacebook・Instagramの利用状況や効果的な活用方法についてお話ししました。

 

中華圏でのFacebook・Instagram

 

スライド86

スライド88

上図は、アジア各国の国内人口に対するFacebook・Instagramの利用率を示したグラフです。どちらも上位3カ国はシンガポール・台湾・香港と、すべて中華圏の国が占めています。「SNS」が滞在先やお土産を選ぶ際の情報源として上位に入ってくる状況のなか、うまく活用して情報を発信することが必要です。またこれらの3カ国は特に日本に好感を持っているので、SNSによるアプローチが非常に有効です。

 

◆どうやって活用すればいいの?

SNSを訪日インバウンド施策に効果的に活用していくには、改めて媒体の特性をしっかり理解して運用していくことが大切です。

スライド99

Facebook

まず、Facebookは他のSNSに比べてユーザー数が多く、広告のターゲティング精度に優れているので、顧客の新規獲得や囲い込み施策に有効です。またサイト誘導やショップ機能、メッセンジャーでのやり取りなど、そのまま購入や来店に繋がる機能も多く備わっています。一度に投稿できる文字数も多いので説明がしやすく、より多くの情報を伝えることができます。

 

Instagram

Instagramは写真や動画、ハッシュタグによるブランディングがメインの媒体です。投稿コンテンツにはリンクの埋め込みができないため、サイト誘導は行えませんが、ユーザーの投稿ニーズが高く、ユーザー発信やインフルエンサー発信のプロモーションをしやすいという特徴があります。

 

以上のことから、Facebookは企業からの発信、Instagramはユーザーからの発信に適した媒体といえます。Facebookで企業から情報を発信し、実際に商品購入や来店などのアクションを起こしたユーザーがInstagramに写真や動画を投稿してもらう、といった流れがプロモーション成功のパターンです。

 

スライド95

日本でも利用者の多いFacebookとInstagramですが、訪日インバウンド向けのPR施策として活用するには、まず現地の文化や流行をよく理解し、積極的にコミュニケーションを取りながら運用することが大切です。現地の言葉で投稿することはもちろん、ターゲットの年齢に合わせたライティングや、コメント・メッセンジャーでのコミュニケーションなどきめ細かな対応を継続することでユーザーをファン化しましょう。そのためにも、ターゲットとする国の背景をもとに媒体を選定し、現地のトレンドや国民性に合わせたSNS展開が必要です。

 

 

このほかにも、実際の失敗事例や成功事例を公開しながら、中華圏向けのSNS活用の注意点や成功するための具体的なポイントなどについて詳しくお話ししました。

 

今回のセミナーおよび当記事の詳細や、当社の海外向けプロモーションについてご質問があれば、お気軽にご連絡ください。